「トップリーグ」最終話|明かされる近藤の過去、切り札は阿久津が持っていた!

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どうも、夏蜜柑です。
WOWOW連続ドラマ「トップリーグ」最終話(第6話)。

面白かった~~!!

胸熱の最終回でした。
最後の切り札を阿久津さんが持っていたとは!

阿久津さんも近藤さんも、若い頃はまともだったのになぁ。
政治の闇の恐ろしさよ。

最終話のあらすじ

  • 父親の死の真相を知った松岡(玉山鉄二)は、柴田(光石研)や康恵(佐久間由衣)と協力して近藤(小林薫)が〈筒美ルート〉の裏金に関与していた証拠を探す。
  • 松岡たちは「筒美商会」に出入りする私設秘書に目を付け、車のトランクに積まれている箱の中身を強引に確認するが、入っていたのは金ではなく野菜だった。松岡らの動きに気づいた近藤が手を回していたのだ。
  • 柴田は松岡の父親が亡くなった事故について調べ、事故を起こした車を運転していた男の息子が借金を抱えており、事故の直後に全額返済していたことを突き止める。
  • 松岡は近藤と2人きりで会い、〈筒美ルート〉の裏金を隠蔽するために父を殺す計画に加担したのではないかと問い詰めるが、近藤は憶測でしかないと白を切る。
  • 康恵の言葉に奮起した酒井(池内博之)は、松岡と共に戦うことを決意。2人は内外情報通信社の相楽(津嘉山正種)に会いに行き、1990年当時、阿久津が〈筒美ルート〉について調べていたという事実を掴む。
  • 阿久津は〈筒美ルート〉の全容を知りながらその事実を記事にせず、秘密と引き換えに近藤から情報提供を受けてスクープを連発し、異例の出世を成し遂げていたことがわかる。
  • 松岡は「真実だけを武器に戦い抜くのが新聞記者だ」と阿久津のやり方を非難するが、阿久津は「甘い」と笑う。その頃、酒井と康恵の会話を盗み聞きした灰原は、近藤の差し金によって酒井が刺され、松岡の娘が大怪我をしたことを知って動揺する。
  • 松岡が民政党と癒着していたことが週刊誌で暴かれ、松岡は社内で窮地に立たされる。灰原は阿久津との会話を録音したデータを松岡に手渡し、阿久津を取り調べれば近藤との関係を暴けるかもしれない、と助言する。
  • 阿久津が警察の事情聴取を受けるという情報を仕入れた近藤は、阿久津に自ら死を選ぶようほのめかす。阿久津は自宅のマンションから飛び降りて自殺する。
  • 松岡のもとに阿久津からの荷物が届く。中身は〈筒美ルート〉の全容が書かれた取材ノートだった。その頃、近藤はかつて松岡の父・周介と共に森山の私設秘書をしていた頃のことを思い出していた。
  • 筒美を介してクラスター社からの賄賂が届いたとき、周介は「受け取るべきじゃない」と主張し、「もし返さないなら警察に通報する」と発言した。
  • その後、周介は森山の指示で殺害され、近藤ともうひとりの秘書・幸田は、裏金を金庫ごと土に埋めて捨てたのだった。
  • 松岡は阿久津の取材ノートを持って近藤に会いに行き、すべてを明るみに出すと宣言する。近藤は「誰かが強力な政権を作り、政権を安定させる必要がある」と言い、そのための汚れ役は自分が引き受けると語る。
  • 松岡は近藤のその言葉も含めて記事にすることを約束し、その場を後にする。

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WOWOW「トップリーグ」 ネタバレ有「トップリーグ」全話あらすじ感想・登場人物(キャスト)

最終話の感想

見応えありました~。
やっぱりWOWOWはこういうのが得意だね。面白かったです。

わたし個人は政治の闇とは無縁の場所で生きているので、政権を守るために邪魔な人間を次々と抹殺するとか、別世界の話のようでした。

近藤さんがやんわりと阿久津さんに自殺を強要するシーンがめちゃめちゃ恐ろしかった。

直訳すると、「警察の事情聴取には行くな。自殺しろ。自殺しないなら俺が殺す」ってことですからね。それを冷静に受け止めて、言われたとおり自殺する阿久津さんもすごい。

いつかこんな日が来ることを覚悟していたのでしょうか。
近藤さんの恐ろしさは、彼がいちばんよくわかっているだろうし。

怖いわ~。
でも似たようなことはあるんだろうな……わからないけど。

目的のためなら手段を選ばない冷酷非情な近藤さんも、若い頃はまともな人でした。

松岡の父親が殺された件にも、彼は関わっていなかった。
でも口止めされて、裏金を隠蔽する片棒を担がされて、引き返せなくなったんでしょうね。

「あの頃も今も日本の政治には課題が山積みです。なのに政治屋の連中は、選挙に有利か不利かというだけで政策をコロコロ変える。政権が変わるたびに一からやり直しになり、膨大な金と時間が無駄になる。これでは何も前に進まない。政治家を政治家でいさせるためには、誰かが強力な政権を作り、政権を安定させる必要がある。そのための汚れ役は私が引き受ける。あの雨の日、そう決心したんです」

言ってることは正論ですが、そのやり方は到底許せるものではありません。

酒井さんは「逃げ出さずに戦うべきだった」と言ってたけど、わたしは逃げ出して正解だったと思う。酒井さんや松岡のようにまっすぐな人は、こんな魑魅魍魎の世界を生き抜けないよ。

大和新聞の記者じゃなくても戦えるだろうし、とにかく命が大事なんだから。
ヤバイ人からはソッコーで逃げないと!

今回も最高のキャスティングでした。

阿久津役の陣内孝則さんと、近藤役の小林薫さんの凄味は突出してましたね。
毎回不気味だったし、腹が立ったし、怖かったです。

大満足のドラマでした。

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