妻夫木聡さん主演のドラマ「イノセント・デイズ」が3月18日(日)にWOWOWプライムの連続ドラマW枠でスタートします。
死刑判決を受けた幼なじみの無実を信じる主人公が、調査を進めるうちに彼女の壮絶な半生を知り、意外な真実に辿り着くというヒューマン・サスペンスドラマ。
ドラマ「イノセント・デイズ」の原作、あらすじ、登場人物(キャスト)についてまとめました。
Contents
基本情報
- 放送局:WOWOWプライム
- 放送時間:2018年3月18日(日)から毎週日曜夜10時~【全6話】
- 原作:早見和真『イノセント・デイズ』(新潮文庫刊)
- 企画:妻夫木聡、井上衛、鈴木俊明
- 監督:石川慶(「愚行録」)
- 脚本:後藤法子(「嘘の戦争」)
- 音楽:窪田ミナ(「連続ドラマW 東野圭吾『変身』」)
原作について
このドラマの原作は、早見和真さんの長編ミステリ小説『イノセント・デイズ』です。
第68回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)を受賞した作品で、発行部数は40万部を超え、ベストセラーとなりました。
今回のドラマ化は、2014年の映画「ぼくたちの家族」に主演された妻夫木聡さんが、同じ原作者による本作品を読み、映像化を強く望んで実現したとのこと。
妻夫木さんは「早見さんの小説の中で一番大好きな作品」と語り、小説を読んだ時から「ドラマでじっくり演じてみたい」と感じていたそうです。
わたしは未読ですが、妻夫木さんの心を掴んだ作品とはどんなものなのか、今からドラマの放送を楽しみにしています。
原作あらすじ
田中幸乃、30歳。元恋人の家に放火して妻と1歳の双子を殺めた罪により、彼女は死刑を宣告された。凶行の背景に何があったのか。産科医、義姉、中学時代の親友、元恋人の友人など彼女の人生に関わった人々の追想から浮かび上がるマスコミ報道の虚妄、そしてあまりにも哀しい真実。幼なじみの弁護士は再審を求めて奔走するが、彼女は……筆舌に尽くせぬ孤独を描き抜いた慟哭の長篇ミステリー。(Amazon内容紹介より)
早見和真さんについて
1977年生まれ、神奈川県横浜市出身。
國學院大學文学部在学中に、雑誌『AERA』の「現代の肖像」や、『Sportiva』『月刊PLAYBOY』『SPA!』などでライターとして活動。
自らの経験を基に書いた、名門高校野球部の補欠部員を主人公とした小説「ひゃくはち」で作家デビュー。
著書に「6 シックス」「ぼくたちの家族」「ポンチョに夜明けの風はらませて」「神さまたちのいた街で」など。
「ぼくたちの家族」は、妻夫木聡さん主演で映画化され、2014年5月に公開されました。
あらすじ
佐々木慎一(妻夫木聡)は、幼なじみの田中幸乃(竹内結子)が、元交際相手の住むアパートに火を放ち彼の妻子を焼死させたとして死刑判決を受ける姿を法廷で見つめていた。
幼少期の幸乃を知り、そしてある負い目を持つ慎一は、彼女が真犯人ではないと直感。
幸乃を救いたい一心で、味方を探して幸乃の姉や中学校時代の同級生など彼女の人生を知る様々な人々に会いに行くが、先々でその凄絶な過去を聞かされることになる。そしてともに幸乃の幼なじみで弁護士の丹下翔(新井浩文)と再会するも次第に意見が合わなくなっていく。一方で近づいてくる死刑の時を淡々と待つ幸乃。刑務官の佐渡山瞳(芳根京子)は、その姿になぜか惹かれ始めていた。(WOWOW公式サイトより)
登場人物(キャスト)
佐々木慎一……妻夫木聡
幸乃の幼馴染であり、彼女の無実をひたすらに信じ続けるただ一人の男。幸乃に対しては、ある負い目を持っている。彼の行動が様々な人の心を揺り動かしていく。
田中幸乃……竹内結子
幼い頃、母を失って祖母に引き取られたことがすべての始まりだった。元恋人の妻子を殺したとされ死刑判決を受ける。興奮すると気を失う持病を母から受け継いでいる。
田中幸乃(中学生時代)……清原果耶
祖母と共に暮らす。住んでいる場所の地域性もあり、あまり友達がおらず、一人で過ごすことが多い。
丹下翔……新井浩文
父親と同じ道を選び弁護士となる。旅先で幼馴染の幸乃の死刑判決を知り、帰国。彼女の力になるために慎一と再会し動き始めるが、弁護士として名を上げる野心も抱いている。
佐渡山瞳……芳根京子
裁判の傍聴マニアだったが、後に刑務官となる。拘置所内で幸乃と身近に接することで、徐々に彼女の本当の想いや事件の真実を知りたいと思うようになる。
田中美智子……余貴美子
幸乃の祖母であり、ヒカルの母親。男好きでお金に目がない。ヒカルの死後、幼い幸乃を引き取り育てるが…。
野田ヒカル……佐津川愛美
幸乃の母。美智子の元から逃げ結婚して幸せな生活を送っていた。興奮すると気を失う持病を持っている。
倉田陽子……ともさかりえ
旧姓、野田陽子。幸乃の義姉であり、今は結婚して母となり幸せな日々を送っている。義妹・幸乃の存在は夫にもずっと隠してきた。
小曽根理子……長谷川京子
幸乃の中学時代の同級生。今は絵本の翻訳家。中学時代のある出来事から幸乃の死刑判決には罪悪感と安堵を同時に感じている。
井上敬介……池内博之
幸乃の元恋人。幸乃と別れた後、結婚して二児の父親となる。愛情も暴力もすべてが過剰で、なぜか憎めない男。
八田聡……山中崇
IT系会社員。敬介の紹介で幸乃に出会う。自分とどこか似た雰囲気を持つ彼女のことが気になる。
佐々木朋子……原日出子
慎一の母親で、二人で暮している。左半身が上手く動かない。
草部武……石橋蓮司
井上敬介家族が住んでいたアパートの大家。地域の民生委員だが近所からは疎んじられている。
各話のあらすじと感想
第1話
幸乃(竹内結子)は元交際相手の妻子を焼死させた罪で死刑判決を受ける。傍聴席で判決を聞いた幼なじみの慎一(妻夫木聡)は…。
第2話
慎一は、幸乃が中学生時代に起こした強盗傷害事件の真相を探るため、同級生だった理子(長谷川京子)を捜し出す。
第3話
慎一は被害者遺族の井上敬介(池内博之)の中学時代からの友人・八田聡(山中崇)と会い、話を聞く。
第4話
翔(新井浩文)は幸乃の事件を担当した刑事(馬渕英里何)に話を聞く。
第5話
井上敬介の居場所を突き止めた慎一は、幸乃が犯人ではないと訴える。
最終話
慎一は幸乃と面会し、自分が犯した過去の罪を告白する。
新着記事を読む?