「石つぶて」第4話あらすじ感想|断じて行えば鬼神も之を避く

WOWOWドラマ「石つぶて」あらすじ感想

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WOWOW連続ドラマ「石つぶて~外務省機密費を暴いた捜査二課の男たち~」第4話のあらすじと感想です。

捜査に進展がないまま、沖縄サミット終幕。
東田課長にシビれ、結束を固める情報係の面々にシビれます。
毎回ドキドキさせてくれますねー。

第4話あらすじ

2000年7月。ついに沖縄サミットが幕を上げた。各国首脳と政府要人の世話対応に追われる真瀬。一方、第四知能犯(ナンバー)に真瀬の聴取を依頼したにもかかわらず、何も動きが無いことにいらだちを覚える木崎と斎見。実はその裏で、警視庁内にも不穏な動きが巻き起こっていたのだ。中央省庁の中でも特別な外務省の室長である真瀬を聴取することのハードルの高さを突き付けられた2人だったが、木崎はあることを決意する。

WOWOW公式サイトより

第4話ネタバレ

第四知能犯の羽佐間(菅田俊)から、「二係はこの事件について捜査する気はない」ことを知らされた木崎。東田(萩原聖人)は、国友(矢島健一)と山内(小野了)から外務省に情報が流れ、圧力がかかったのではないかと推測する。

木崎(佐藤浩市)は、外務省が事件を隠蔽するために真瀬(北村一輝)を海外に異動させようとしていることを知り、情報係で真瀬を聴取させてほしいと東田に訴える。

東田は「失敗したら首が飛ぶ」と躊躇うが、木崎と斎見(江口洋介)の熱意に動かされ、警視総監と警察庁総監からの決裁を取り付ける。

真瀬の聴取は、警視庁において2日がかりで行われることに。情報係は全員総出でこれに挑む。

第4話の感想(ネタバレ有)

ついに真瀬の聴取!
ワクワクします~!

真瀬の聴取は、肩書きを考えて警部クラスの斎見がやることに。
木崎が納得してくれるか、不安そうな面持ちだった東田課長。
でも、木崎はすんなり「俺は立会人やるよ」と……。

あれほど頑なに他人を信じなかった木崎が!
斎見を信じて任せると!
グッときますねー(>_<。)

東田課長の「木崎さんと斎見さんが真瀬という男にどう立ち向かうのか、私は非常に楽しみにしているんです!」という言葉に、こちらも激しく頷いてしまいました。
ほんと、楽しみでしょうがないよ!

情報係が聴取をするのは、異例のこと。
失敗すれば首が飛ぶ。
二の足を踏む東田課長に、斎見は中国の歴史家・司馬遷の言葉で奮起を促しました。

断じて行えば鬼神も(これ)()

断固とした態度で決行すれば、鬼神でさえもその勢いに押されて避けていく……という意から、「固い決意をもって事を起こす時、何ものもそれを妨げることはできない」というたとえです。

その言葉通り、東田課長は断固とした態度で国友に立ち向かいました。
東田課長が決裁書の判を要求する場面は、シビれましたねー。

だけど真瀬のふてぶてしい顔を見ると、前途多難という感じ。
矢倉ちゃんはじめ、これまであまり出番のなかった情報係の面々も、今後活躍が期待できるのかな?

次回が待ち遠しいです!

二千円紙幣について

ドラマの中で、斎見の妻・秀美が、「いいものが手に入った」と言って二千円札を見せていました。ふーん、というリアクションの薄い斎見に、「私なんか初めて見たんだから」とこぼす秀美。

これ、当時のあるあるですね^^
新札が発行されてしばらく経っても、なかなか手もとに回ってこないので不思議でした。
当時はかなり話題になって、銀行へ両替しに行く人が殺到したのに、ブームが去るのはあっという間でしたね……。

二千円札は、 2000年7月19日から発行されました。
デザインは、表面に沖縄の守礼門、裏面に源氏物語の絵図と詞書、紫式部式部の肖像など。

沖縄サミットと西暦2000年(ミレニアム)をきっかけに、小渕首相が発案。
記念紙幣ではなく通常の紙幣なので、現在も流通しているはずなのですが、普段見かけることはほぼなくなりましたね^^;

まあ、普通に使いづらいですよね、二千円って。
うっかり千円札と間違えそうだし。

流通のピークは2004年頃だったようです。
私も10年以上はお目に掛かってないような気がします。

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