今回はわたしが絶対に見てほしいと思うWOWOWのオリジナルドラマをまとめました。
好みもだいぶ入ってますが、どれも見る価値ありの優れた作品ばかりです。WOWOWドラマに興味がある方はぜひ参考にしてください。
コールドケース-真実の扉-
WOWOWドラマの中でも1、2を争うヒット作。たぶん一番人気なんじゃないかな。わたしも大好きです。
アメリカの連続ドラマ「コールドケース 迷宮事件簿」の日本版リメイクで、シーズン3まで制作されました。毎回ゲストが豪華でワクワクします。演技、演出、映像、音楽、すべてにおいてクオリティが高い。映画のよう。
ストーリーは1話完結で、迷宮入りの事件を扱っているため、切なく悲しいお話が多いです。泣けます。
石つぶて ~外務省機密費を暴いた捜査二課の男たち~
実話をもとにした社会派ドラマ。「東京ドラマアウォード 2018」優秀賞、「日本民間放送連盟賞」テレビドラマ番組優秀を受賞。全8話。
先が読めないスリリングな展開がめっっちゃくちゃ面白い。毎週食い入るように見た大好きな作品。佐藤浩市さん、江口洋介さん、北村一輝さんの演技のぶつかり合いもすごかった。
殺人分析班シリーズ
こちらもWOWOWを代表する人気シリーズ。木村文乃さん演じる新人刑事が「殺人分析班」に配属され、猟奇殺人事件に挑むミステリードラマ。数々の伏線と緻密な仕掛けに毎回騙されます。
「石の繭」「水晶の鼓動」「悪の波動」「蝶の力学」の順で見てください。主人公の成長を感じることができます。スピンオフの「邪神の天秤」もおすすめ。
坂の途中の家
『紙の月』『八日目の蝉』で知られる角田光代さんの同名小説をドラマ化。人間の深層心理にふれる心理サスペンスの秀作。全6話。
わたしは原作を読んでからドラマを見ましたが、よくこんな繊細な作品をドラマ化できたなぁと思う。水野美紀さんと柴咲コウさんの魂を削るような演技に圧倒されました。鳥肌が立つほどリアルでした。
だんだん追い詰められていく主人公を見ていると心が苦しくなりますが、いろんな立場の人に見てほしい。
両刃の斧
柴田恭兵さんと井浦新さんの共演が激アツなミステリードラマ。全6話。
「あぶない刑事」とは違うシリアスな柴田恭兵さんを見てほしい。辛くて悲しいストーリーなのですが、心を揺さぶられました。
前科者 -新米保護司・阿川佳代-
罪を犯した「前科者」たちに寄り添う新米保護司の姿を描いた社会派ヒューマンドラマ。全6話。
有村架純さん演じる主人公が本当に誠実に「前科者」たちと向き合っていて、その一途で懸命な姿に感動します。なぜ罪を犯すことになったのか、それぞれの背景が丁寧に描かれているところも好感が持てます。
続編の映画も合わせておすすめです。
華麗なる一族
山崎豊子の傑作小説をドラマ化。WOWOW開局30周年記念番組として制作されただけあって、キャストがすごい豪華。
序盤はなかなか入り込めなかったのですが、登場人物の背景がわかり始める頃からだんだん人間ドラマが面白くなり、終盤は夢中になって見ていました。
70年代を再現したファッションやインテリアなども見どころです。内田有紀さんが超絶きれい。
フィクサー
世の中を裏から操る“フィクサー”の暗躍をスリリングに描いたサスペンスドラマ。井上由美子氏のオリジナル脚本で、シーズン3まで制作されました。
唐沢寿明さん演じる謎めいた“フィクサー”に、政治家も警察もマスコミもみーんな振り回されます。痛快です。WOWOWが「目の肥えた大人のためのドラマ」というだけあって、見ごたえ抜群でした。
演じ屋
客に依頼された役になりきる“演じ屋”たちの活躍を描いたドラマ。奈緒さんと磯村勇斗さんのコンビが最高に楽しい。
コミカルな演出で重くならないよう工夫されていますが、冤罪や家庭内暴力などの社会問題を扱っているためハッピーエンドにならないときも(個人的にはそこが好き)。
続編「演じ屋 Re:act」もおすすめ。
闇の伴走者
「漫画」を題材にした異色のミステリードラマ。手塚治虫やつげ義春など昭和の漫画が好きな人には絶対おすすめ。わたしはめっちゃハマリました。本当に面白かった。
気に入った人は続編「闇の伴走者~編集長の条件」もぜひ。