「悪の花」第9話・第10話ネタバレ感想|カセットテープの声は…

韓国ドラマ「悪の花」あらすじキャスト

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韓国ドラマ「悪の花」第9話・第10話のあらすじと感想(ネタバレ有)です。

今週も面白かった!

ヒソンの正体を知って耐えられなくなり、別れを切り出すジウォン。ヒソンの反応が健気で切ない…。

そしてついに目覚めてしまった本物のヒソンは、自分が車で轢いたヒョンスが“ヒソン”として生きていることを知らされます。

何もかもツボで、見ていてまったく飽きないです。あと6話で終わってしまうのが悲しい。

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第9話「愛と憎しみの間で」あらすじ

ムジンの自宅で顔を合わせることになったヒソンとジウォン。ヒソンはムジンの取材に協力していると説明するが、そこにヘスもいることを知ってジウォンは驚く。

ヘスはジウォンがヒョンスを共犯者と考えていることを知り、思わず自分の罪を告白しそうになる。

ヒソンとムジンは共犯者の肉声テープから聞こえる“謎の音”についてジウォンに話し、警察で分析してもらうことに。すると、別の男の声が入っていることが明らかに。

その声を聞いたヒソンは、18年前の拉致事件当日に父親と一緒に入った店を思い出す。声の主は店のバーテンダーで、背後に聞こえている音は氷を削る音だった。

ヒソンはジウォンの様子がおかしいことに気づき、問い詰める。

ジウォンから「あなたを嫌いになった。別れたい」と言われ、動揺するヒソン。どうすればいいかわからず、ジウォンを喜ばせるために共犯者を捕まえようと考える。

ヒソンは18年前に父親と訪れたバーを見つけ出す。バーテンダーは当時と同じ男で、ヒソンの父ミンスクが作ったペンを使用していた。

ヒソンに脅されたバーテンダーは、ヨム・サンチョルの職業紹介所に案内する。

ジウォンたち再捜査班は、18年前にミスクを拉致した人物を突き止めるため、ジウォンが囮になって罠を仕掛ける作戦を実行。

ミスクが当日通話した相手に「職を探している」と電話をかけると、女性が面接をすると言う。

ジウォンがモーテルで待っていると、ファン・ジョンスンと名乗る女がやってくる。ジウォンに裏の仕事を紹介すると言い、仲介料を要求するファン。

ジウォンはファンを逮捕するが、目を離した隙に逃げられてしまい、ファンはベランダから転落して重傷を負う。

上司から叱責されたジウォンは、かつてヒソンに「変わらないで。ずっと今のように俺を見て欲しい。君だけは俺を信じて」と言われたことを思い出す。

ヒソンに会いたくなり、電話をかけるジウォン。

ヒソンは人身売買を商売にしているサンチョルに、「客になる」と持ちかける。そこへジウォンから連絡が入り、「1時間以内に私に会いに来て」と言われる。

ペク家では本物のヒソンが目を覚まし、誰かに会いにいく途中で事故を起こしたことを思い出す。

第10話「ペク・ヒソンの人生」あらすじ

ヘスは自分に好意を抱くムジンに、電気もつかない殺風景な自宅を見せる。「もう昔のヘスじゃない」とムジンを突き放すヘス。

そしてジウォンに電話し、やるべきことをやり終えたら自治会長を殺した本当の犯人を教える、と約束する。

人身売買組織に乗り込んでいたヒソンは、ジウォンが待つ公園に駆け付ける。ヒソンに「別れたいなんてウソ。嫌いになんかなるわけない」と告げ、抱き締めるジウォン。

ヒソンはサンチョルから監禁されている3人の映像を見せられる。そのうちの1人は家出中の少年インソだった。

ヒソンは1億ウォンでインソを買うと告げ、合わせて共犯者の写真を用意するよう要求する。

ヒソンはト・ヒョンスを名乗って再捜査班に電話し、サム・ヨンチョルの名前と人身売買組織に関する情報を提供。引き渡しの日に組織を摘発し、監禁者を救出してほしいと頼む。

ジェソプはヒョンスも一緒に逮捕すると息巻くが、情報提供者を裏切る真似はできないとジウォンに諭され、考えを改める。

ジウォンはひとりきりのときにヒョンスの番号にかけ、かばんを預かっていることを伝える。

カセットレコーダーのテープの声について聞くと、母の声だと答えるヒソン。ジウォンは思わず「どうか無事で」と伝える。

ジェソプは村の老女からムジンが落としたレコーダーを預かり、ひそかに外部の業者に頼んでデータを復元させる。

テープの内容を聞いて、ヒソンがヒョンスだと知ったジェソプは、署に戻って「知ってただろ。知ってて俺たちを誘導した」とジウォンを厳しく問い詰める。

催眠術を受けたヘスは、18年前の葬儀の日に自分に話しかけた共犯者が緑のシリコンバンドをつけていたことを思い出す。

ネットで検索すると、それは海外医療奉仕団のもので、マヌが院長を務めるイルシン病院のロゴが入っていた。

ペク家で目覚めた本物のヒソンは、ヒョンスが自分に成り代わっていることを知らされ、人生を取り戻したいと訴える。

第9話・第10話の解説と感想

人身売買組織に辿り着くヒソン

少しずつ共犯者に近づいてきましたね。

例の肉声テープに入っていた音は、バーテンダーが氷を削る音でした。

ヒソンがどこかで聞いたことがある、と言ってたのは、18年前に父ミンソクとそのバーに行き、聞いていたからです。

そしてそのバーで脅迫電話をかけていた共犯者は、帰り際ミンソクとヒソンの後ろを通り、落ちたミンソクの上着を拾って手渡していました(そのときに車の鍵を受け取った?)

バーテンダーを見つけ出し、彼を脅して共犯者を知る人物=サム・ヨンチョルに会いに行くヒソン。

ヨンチョルが経営する“職業紹介所”は表向きの看板で、実体は人身売買組織でした。第1話に登場した少年インソが偶然この組織を訪れ、監禁されていることも明らかに。

ヨンチョルは共犯者のことだけでなく、ヒソンの父ミンソクのこともよく知っている様子でした。

ミンソクは彼の客で、危険な素材(=拉致した人間?)を買っていたらしい。

うーーん。やっぱりミンソクは連続殺人犯なのかなぁ…違うと思いたい。

カセットテープの声は…

ヒソンの正体を知り、さらに愛されてなかったことを知ったジウォンは彼の前で笑えなくなり、ついに「別れたい」と告げました。

でも彼への愛情がなくなったわけではなくて…。

姉のヘスが「ヒョンスはそんな人間じゃない」と言い切ったことや、ヒョンスが子供の頃から大切にしていたカセットテープの中身が母親の声だったことを知って、ヒョンスの孤独を知るジウォン。

ジウォンが児童心理相談所の担当者に「なぜテープの音声が母親だと気づかなかったの?」と激怒するシーンがめちゃくちゃ切なかったです。

相手にしてみれば「は?何の話?」って感じでしょうけども…言わずにはいられなかったんでしょうね。たぶん自分自身への怒りも含まれていると思います。

一方のヒソンも、いつものように鏡の前で作り笑顔の練習をしようとすると、過呼吸になってしまう。

彼女の前ではウソをつけなくなってしまったんですね。ジウォンへの気持ちが「フリ」ではなく「本物」へと、大きく変化していることがわかります。

ジウォンはヒソンと一緒に生きていくことを決めますが、同僚刑事のジェソプがムジンのテープレコーダーを手に入れ、ヒソンの正体を知ってしまいました! やばい!

共犯者はイルシン病院の関係者?

ヘスは弟に罪を着せて生きてきた罪悪感に苦しみ、「やるべきことをやり終えたら」ジウォンに真実を話すと約束。催眠術を受けて、18年前に見た共犯者の顔を思い出そうとします。

しかし顔は思い出せず、共犯者が手首につけていた緑のシリコンバンドと、左手の爪が短かったことだけを思い出しました。

そして緑のシリコンバンドには、マヌが院長を務めるイルシン病院のロゴが!!

共犯者はマヌなんですかね~? 私は本物のヒソンがかなり怪しいと踏んでますが…。

もしヒソンが18年前の事件に絡んでいるとしたら、マヌはどんな手を使ってでも隠蔽するだろうし、そうなるとヘスはかなり危ない立場ですよね。ちょっとイヤな予感がします。

ムジンは今回もいいやつでした。ヘスに罵られ拒まれても、彼女を見捨てないムジン。

あ~ますますイヤな予感。死亡フラグにならなきゃいいけど。

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