Huluで配信中の海外ドラマ「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」シーズン3第13話(最終話)のあらすじと感想(ネタバレ有)です。
ついに子どもたち52人の脱出計画を実行。ジューンは仲間たちと協力し、命がけの行動に出ます。
リタたちが子どもを乗せてカナダへ逃げる一方で、ジューンはギレアドに残ることを選びます。セリーナはフレッドの告発により逮捕され、夫婦の関係も崩壊。希望と犠牲が交錯する、緊迫感あふれる最終話でした。
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第13話(最終話)「メーデー」のあらすじ
計画実行日の朝、ジューンたちが準備に追われていると、女中のマギーがキキという10歳の少女を連れてローレンス家にやってくる。
だがマギーは途中で気が変わって帰ると言い出し、ジューンは銃で脅して彼女を止めようとするが逃げられてしまう。
ローレンスは計画を中止すべきだと言うが、ジューンは「あなたに決定権はない」と拒む。夜、ローレンス家には予想以上の数の子どもたちが集まってくる。
計画実行日の朝、ジューンたちが準備に追われていると、女中のマギーがキキという10歳の少女を連れてローレンス家にやってくる。
だがマギーは途中で気が変わって帰ると言い出し、ジューンは銃で脅して彼女を止めようとするが逃げられてしまう。
ローレンスは計画を中止すべきだと言うが、ジューンは「あなたに決定権はない」と拒む。夜、ローレンス家には予想を上回る数の子どもたちが集まってくる。
マギーがレキシントンに戻る途中で捕まったため守護者たちが地域を巡回し始めるが、ジューンは協力を買って出た女中や侍女たちと共に子どもたちを連れて森の中を歩き、飛行場へ向かう。
飛行場の手前で警備中の守護者に阻まれ、ジューンは警備の目をそらすためにジャニーンやアルマ、ベスたちと石を投げて注意を引く。
リタはその隙に子どもたちを連れて飛行場へ潜り込む。ジューンは囮となって守護者を森の中に誘い込み、銃で撃たれて倒れ込むが、持っていた銃で守護者を撃ち殺す。ジューンの頭上を飛行機が飛んでいく。
カナダの空港では、ルーク、モイラ、エミリーたちがボランティア活動をしていた。到着した飛行機にたくさんの子どもたちが乗っていることに驚くモイラたち。
リタはルークと会い、ジューンが計画を仕切ったのだと話す。キキことレベッカは、父親と再会を果たす。
フレッドはセリーナがギレアドで重大な犯罪を犯したことをトゥエロに伝える。トゥエロはセリーナが侍女に子どもを身ごもらせるために運転手に犯させたことを理由に、彼女を逮捕する。
夜が明け、森の中で倒れているジューンをジャニーンやアルマたち侍女仲間が発見し、彼女のマントを担架代わりにして運ぶ。
第13話(最終話)の感想
非情さと使命のはざまで揺れるジューン
ジューンは計画の成功のために、あえて冷酷な判断を下します。脱出をためらう女中を銃で脅し、幼い少女にも銃口を向ける場面は、彼女が自らに課した「非情さ」と内面の葛藤を表していました。
自由のためには手段を選ばないという姿勢は、ギレアドの支配構造と紙一重にも見えますが、彼女の行動には「守るべきもの」が明確に存在しています。過去に見せたジューンの過激な行動とは違って、今回の行動はむしろ目的達成のための合理的な選択とも言えます。
ローレンス司令官までが彼女に従うようになったことも、ジューンの影響力の強さを物語っていました。
ローレンス司令官の残留と沈黙の選択
ローレンス家には、予想以上の数の子どもたちが集まってきます。ギレアドの厳しい監視体制を考えると、見つからないのが不自然にも思えますが、物語の展開としては、体制のほころびを示す象徴的な場面とも受け取れます。
そんな中、ローレンス司令官はギレアドに残ることを決断しました。彼はジューンが妻エレノアを見殺しにしたに気づいていたように見えますが、それを問いただすことなく黙認します。沈黙によって罪を共有するとともに、責任を放棄したとも言えます。
彼が残留を選んだのは、ギレアド体制の中での複雑な立場と、彼自身の葛藤を反映しているように思えました。
女性たちの連帯と残された現実
侍女や女中たちが集まり、子どもたちの脱出を支える姿は、勇気ある女性たちの連帯を感じさせます。ただし、彼女たち自身はギレアドに残らざるを得ないという現実があり、計画の成功がそのまま彼女たちの自由につながるわけではありません。
彼女たちの行動は、未来への希望を託すものでありながら、同時に大きなリスクを伴うものでもある。今後も命の危険と隣り合わせの生活が続くのです。全員が自由を得られるわけではないという事実が、カタルシスを感じるシーンの中にも深い陰影を与えていたと思います。
カナダに届いた希望と再会の涙
ジューンが囮となって守護者の注意をそらしたことで、リタと子どもたちは無事に飛行機に乗り込み、カナダへと逃れることができました。ジューンは銃撃を受けながらも生き延び、守護者を撃退します。
カナダの空港で、飛行機の到着を待つモイラ、エミリー、ルーク。家族との再会は、希望と安堵に満ちた感動的な場面でした。ギレアドで育った少女が「以前の世界を覚えていない」と語る一方で、父親との記憶は失われておらず、空港での再会が叶ったことは、家族の記憶と絆の強さを感じさせます。
ルークは娘ハンナの姿を探しますが、飛行機には乗っていません。ハンナはどこへ行ってしまったのか……。
セリーナの逮捕と夫婦の崩壊
ウォーターフォード夫妻の物語は、最後まで波乱の展開を見せます。フレッドの告発によって、セリーナは侍女への性的強要の罪で逮捕され、自由を目前にして再び囚われの身となります。
この夫婦の関係は、愛情と支配、信頼と裏切りが複雑に絡み合っていて、もはや「好き・嫌い」の感情を超えた存在になっています。ギレアド体制の崩壊と再編を象徴するものとも言えますね。今後も彼らの関係に注目したいと思います。
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シーズン4では、さらなる展開が待ち受けていると思います。ジューンたちの勇気ある行動が、ギレアド崩壊への一歩となることを願わずにはいられません。
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