「悪の花」第3話・第4話あらすじ感想|レインコートの男の正体

韓国ドラマ「悪の花」あらすじキャスト

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韓国ドラマ「悪の花」第3話・第4話のあらすじと感想です。

めちゃくちゃ面白いんですけど…! ちょっとずつヒソン(=ヒョンス)の過去がわかってきて、徐々に彼の不気味さが薄れてきました。

そしてナム・スンギルが殺されたことで、事態はどんどんややこしい方向へ。ヒソンは監禁していたムジンを解放せざるを得なくなるのですが、この2人の密約関係が個人的にツボでした。

第3話・第4話のあらすじ(ネタバレ有)

2007年夏。ヒソンは工房に会いに来るジウォンを、誰かの指図で自分を調べているのではないかと疑う。ジウォンから「あなたが好きです」と告白されたヒソンは、激しく動揺する。
2020年。ムジンが過去に何らかの犯罪に加担していることを知ったヒソンは、証拠の動画を手に入れるため彼の自宅へ。その頃、ジウォンはナム・スンギル殺害事件を担当し、彼が最後に通話した相手がムジンと知って彼の家に向かう。
間一髪で身を隠し、ジウォンに見つからずに済んだヒソン。証拠のビデオテープを手に入れて家に戻ると、拘束を解いたムジンが襲いかかる。格闘の末、ヒソンは自分に従うことを条件にムジンを解放する。
ムジンは警察に出頭し、ナム・スンギルとの関係について説明する。警察はト・ヒョンスを容疑者として捜査を始め、かつて2人を雇っていた中国料理店の店主ノ・マンシクの証言から、2人の間に金銭トラブルがあったことを突き止める。
ムジンはヒソンがスンギルを殺していないことを知り、真犯人を見つけて特ダネにしようとヒソンに協力を持ちかける。
ヒソンは母ミジャの薬局を訪ね、状況を説明。ミジャは息子が殺人事件の容疑者となったことに激怒する。彼女の息子である本物の“ヒソン”は、昏睡状態のまま自宅の隠し部屋で生きていた。

ジウォンはヒョンスの姉ヘスを捜し出し、彼女に会う。ヘスは2002年の失踪以来ヒョンスとは会っていないと言う。ジウォンは彼女が弟を恨んでいる様子がないことに違和感を覚える。
警察がヒョンスのモンタージュを作成することを知ったヒソンは、ムジンを送り込んで邪魔させる。その頃、ヒョンスをよく知る村の老女オ・ポクチャは、5年前にソウルで撮った写真にヒョンスが偶然写り込んでいたことを思い出し、警察に連絡する。
ジウォンが写真を受け取るため村へ向かったと知ったヒソンは、ムジンが運転する車で先回りし、写真を盗み出そうと計画。しかし写真はスンギルを殺害した犯人に奪われてしまう。犯人と遭遇したヒソンは、釣り場近くの民泊で待つよう指示される。
そこへジウォンが到着し、逃亡するヒソンを追跡。逃げ込んだ倉庫で揉み合いになるも、ヒソンはなんとかジウォンから逃れる。その後、ジウォンは村人から情報を集め、ヒョンスに恨みを抱くタクシー運転手パク・ギョンチュンの存在を知る。パクはト・ミンソクの被害者で遺体未発見の女性チョン・ミスクの夫だった。
偶然タクシーを利用したナム・スンギルがヒョンスの復讐に怯えていることを知ったパクは、再びヒョンスが事件を起こせば警察が動き出すと考え、ヒョンスをスンギル殺しの犯人に仕立て上げようと計画したのだ。
民泊で待つヒソンのもとに、パク・ギョンチュンが現れる。その頃、ジウォンは倉庫で見つかった時計がヒソンのものだと気づき、動揺する。

第3話・第4話の解説と感想(ネタバレ有)

ムジンと協力して真犯人を追うヒソン

ナム・スンギルが殺害され、彼が最後に通話したのがムジンだったことから、警察はムジンの行方を捜します。同時に電話の内容がト・ヒョンスに関することだったため、ヒョンスの行方も追うことに。

ムジンの部屋(高層階)で探し物をしていたヒソンが、ジウォンが来たのを知ってベランダの外に隠れるシーン最高にハラハラしたわ。韓国ドラマはこういう緊張感のある見せ場を作るのが本当にうまいなぁと思う。

警察がムジンを捜していることを知ったヒョンスは、彼と密約を交わして警察に出頭させます。

実はムジンには誰にも言えない過去があり、ヒソンはその証拠となるビデオテープを入手したのです。ここに何が映っていたのか…劇中では明らかになりませんでした。本人いわく「犯罪と知らずに殺人に荷担した」「ただ従っただけで何も知らない」らしい。

ヒソンが「おまえが選択を誤らなければ、連続殺人は終わってた。何人殺した?」と言ってたので、ヨンジュ市の連続殺人事件に関することだと思われますが…。

ともあれ、ヒソンとムジンは互いに秘密を守り合うことを条件に、協力関係へと発展。ムジンは特ダネ狙いのようだから、油断できないですけどね~。

レインコートの男の正体

警察はヒョンスを捜し出そうとしますが、最近の写真がありません。以前ヒョンスを雇っていた中国料理店の店主に頼んでモンタージュを作成するも、ムジンが阻止。

ところが村のおばあさんが5年前のヒョンスの写真を持っていることが発覚! 彼女がソウルにいる娘を訪れた際、撮影した写真にたまたまヒョンスが写り込んでいたのです(隣には妊娠中のジウォンの姿も)。

この写真がジウォンに渡ったら一巻の終わり…ということで、村に先回りするヒソンとムジン。しかしスンギルを殺した犯人が写真を奪い、ヒソンに待ち合わせ場所を告げて逃走します。

ヒソンはこの犯人の顔も、彼が告げた「チョン・ミスク」という名前も知らなかったようです。後に、犯人がタクシー運転手のパク・ギョンチュンであること、彼の妻チョン・ミスクが連続殺人事件の被害者で、遺体未発見の女性であることが判明します。

パクは警察の聴取で「レインコートの男をタクシーに乗せた」と証言していましたが、それは嘘で、彼自身がレインコートの男だったわけです。

彼は妻とお揃いのストラップ(魚の絵が刻まれている)を持っているのですが、スンギルによると、ヒョンスもそれと同じストラップを持っていたそう。妻のストラップは発見されていないので、ヒョンスが持っていたのはチョン・ミスクのストラップということ…? 謎ですね。

ジウォンは“絶対に必要な女”

村に到着したジウォンに見つかり、追われるヒソン。逃げ込んだ倉庫でなんとかジウォンから逃れますが…けっこう派手な取っ組み合いになって怪我をしてしまうヒソン。

ジウォンに顔を見られないように、そして自分は怪我をしても、彼女が怪我をしないように…と必死に彼女を守ろうとするヒソンが健気。

ヒソンはジウォンのことを「俺には絶対に必要な女だ」とムジンに語っていました。ヒソンには亡き父の亡霊(幻覚)がついて回っていて、ことあるごとに姿を見せますが、なぜかジウォンがいると近づいてこない。

それが何を意味するのか、ヒソン本人はわかっていないようだったけど…。

一方のジウォンは、ト・ヒョンス=ヒソンだとは夢にも思ってない。ヒョンスは父親と同じ反社会性人格障害で、あくまでも捜査対象でしかない。

ところが倉庫に落ちていた時計がヒソンのものだと知って、言葉を失うジウォン。ベルトの裏にイニシャルが入っていて、第1話の誕生日の食事会のときに彼女が贈ったものだったから、間違いない。

どうなる!?

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