コンフィデンスマンJP最終回(コンフィデンスマン編)3人の過去が暴かれる

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フジ月9ドラマ「コンフィデンスマンJP」最終回(コンフィデンスマン編)。

怖かったぁ~! 面白かったぁ~!
シリアスムードにまんまと騙されたぁー!

ラスト15分の怒濤の伏線回収にやられました。鉢巻が見てたDVDに「藤沢日奈子」って名前が出た瞬間からのBGM(ぼんっぼんっぼんっぼーん)がたまらんかったです!

最高のワクワクをありがとう!!

最終回(コンフィデンスマン編)あらすじ

ボクちゃん(東出昌大)は、398回目の〈足を洗う宣言〉をする。1年後、引っ越し業の仕事に就いていたボクちゃんは、新人の鉢巻秀男(佐藤隆太)から結婚詐欺で3000万円を騙し取られた話を聞く。

鉢巻が描いた詐欺師の人相は、ダー子(長澤まさみ)とリチャード(小日向文世)そっくり。怒ったボクちゃんは鉢巻を連れてスイートルームに戻り、ダー子たちを問い詰めるが、そのとたん鉢巻の態度が豹変。部下たちを呼んで3人を銃で脅し、拘束する。

鉢巻は、中国系マフィア〈新宿金虎幇〉のボス・孫秀波(麿赤兒)の息子で、5年前に孫から15億を騙し取った“子犬”を探していた。鉢巻は五十嵐(小手伸也)を抱き込んでダー子たちの情報を入手。3人の中に“子犬”がいると言い、3人の本名と過去を順番に暴いていく。

“子犬”の自白を得られなかった鉢巻は、3人が隠し持つ計15億を自分の口座に振り込ませ、3人を射殺。部下たちとホテルを後にする。しかし、鉢巻の銃は偽物にすり替えられていた。騙されたことに気づいた鉢巻はホテルに戻り、本物の警官に逮捕される。

“子犬”の正体はダー子。ダー子たちは1年前から鉢巻の行動を把握していた。すべては鉢巻から金を巻き上げ、組織を壊滅させ、刑務所に入れるために仕組まれた計画だった。

逃げ遅れた鉢巻の部下のひとりはバトラーになり、ボクちゃんは399回目の〈足を洗う宣言〉をするが、ダー子とリチャードに説得され次の仕事を手伝うことになる。

最終回(コンフィデンスマン編)のキャスト

ダー子……長澤まさみ
ボクちゃん……東出昌大
リチャード……小日向文世
五十嵐……小手伸也
バトラー……Michael Keida
鉢巻秀男……佐藤隆太
孫秀波……麿赤兒
海老河原幸吉……袴田吉彦
ボクちゃんの母役……戸田菜穂
想像シーンの子犬……野間口徹

最終回(コンフィデンスマン編)感想

エピソード0

オープニングは、フランスの小説家、アンドレ・ジッドの言葉でした。

真実を探しているものを信じよ。
真実を見つけたものを疑え。

ダー子が見ていたDVD「名探偵 海老河原の冒険」はEpisode0。
スイートルームの部屋番号は「000」。

逃げ遅れたドジなマフィアがバトラーになる。
五十嵐のことをまだ知らないボクちゃん。
次回のオサカナは矢代久美子と石崎社長。
ボクちゃんの〈足を洗う宣言〉399回目。

これらのことから、今回のお話は第1話より前の“エピソード0”だということが明らかになりました。最終回が第1話につながるという、エモい仕掛け。

シリアスな脅迫からの……

佐藤隆太さん演じる鉢巻秀男がめちゃくちゃ良かった。

ラスト15分まで、ずーっとシリアス。本気モードの心理戦。

密室で、3人は拘束されているから身動きできない。ダー子たちの小手先のテクニックは通用しないし、本名も生い立ちもバレてる。「これは今までのオサカナとは違うぞ」と思わせる、迫真の演技でした。

ひとりずつ過去を暴いていくところとか、みんな演技がリアルすぎて「えっ、最終回こんな感じ?マジ怖い…」って引いてしまうほどでした。

最後、鉢巻が本物の警官たちに両脇抱えられて「えっ何、本物?本物なの?」って言うシーンが最高。何回見ても笑ってしまう。佐藤さんはキョドるお芝居がほんとーに良くて、いつもわたしのツボを突いてくるんですよね。今回は直前まで完全シリアスモードだったから、余計にギャップが素晴らしかった!

3人の過去は嘘っぱち?

さすがに3人が死ぬとは思ってなかったけど、今回の仕掛けは見事でした。

鉢巻が語ったダー子、ボクちゃん、リチャードの過去も、結局ニセ情報だったわけで。3人の目的は、鉢巻から銀行口座のパスワード(母親の誕生日と生まれた家の番地)を聞き出すことだったので、微妙に鉢巻の生い立ちとシンクロするように作られているんですよね。素晴らしい!

ちなみに今回語られた3人の過去は、以下の通り。※信憑性ゼロ

ダー子の過去
  • 本名:藤沢日奈子
  • 児童養護施設松戸みらいガーデンで育つ
  • 「はい」以外ほとんど喋らず、先生から「少し駄々っ子にならないと」と言われ、「ダー子」と呼ばれるようになる
  • 中学生の時、詐欺師だったボクちゃんの母親と出会い、詐欺の技術を全て教え込まれる
ボクちゃんの過去
  • 本名:西崎直人
  • 美人の母親・信江に溺愛され「ボクちゃん」と呼ばれる
  • 母親は詐欺師で、時々その片棒をかつがされた
  • 母親が逮捕されたのを機に絶縁し、人生をやり直す決意をするが、母親の詐欺師仲間だった2人と今でも付き合っている
  • 母親の誕生日には、毎年似顔絵を描いてプレゼントしていた
リチャードの過去
  • 本名:鎌田潔
  • 離婚した妻・佳代は弁当屋で働いている
  • 娘の恭子はアルバイトで学費を稼いでいる
  • 平凡な家庭を持つセールスマンだったが、稼ぎを会社に渡すのがバカバカしくなって独立
  • 仲間とつるんで怪しいものを売りつけるようになる

でも、ダー子とボクちゃんの過去は本当であってほしい気も。

ボクちゃんのニセ母親・信江役は戸田菜穂さんだったんですけど、すごくイイ感じでイメージぴったりでした。ダー子に詐欺の手ほどきするシーンとか、もっとじっくり見たいって思ってしまった。

素敵な最終回

わたしは最終回らしい最終回が好きなので、ものすっごく楽しかったです。

そして、できればダー子たちには、最終回が終わっても今までと何も変わらないでいてほしい、と思っていました。その点でも、今回のエピソードは大満足でした。

映画化が決まったけど、映画の追加情報まったくなかったねぇ~。
だいたいドラマ最終回の放送終わりにばばーんと出してくるのに。

映画化って、ホントに決まったんですよねぇ…?

とりあえず今から五十嵐の副音声聞きます♪

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