コンフィデンスマンJP 運勢編|神様をも騙すダー子、おそるべし

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フジテレビ開局60周年特別企画「コンフィデンスマンJP 運勢編」

久しぶりのコンフィデンスマンJP。
やっぱりこの雰囲気、このメンバー大好き。

そしてダー子はやっぱりダー子のままだった!
そしてやっぱりダー子に騙された……。

「いつ仕掛けるんだろう?」と思いながら見ていたらどんどん時間が過ぎていって、残り40分くらいになってようやく「はっ、もう仕掛けられているのか!?」と気づいた。

神様さえもターゲットにしてしまうとは。ダー子おそるべし。

運勢編あらすじ

ダー子(長澤まさみ)、ボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)は、アプリ開発会社社長・松崎(船越英一郎)を欺すことに成功し、大金をせしめる。

ダー子が新たなターゲットとして狙いを定めたのは、投資家の阿久津晃(北村一輝)。阿久津の正体は闇金業者で、債務者をギャンブル漬けにするなど卑劣な手口で金を稼く危険な男だった。

ダー子は証券マンを装って阿久津に接触するが、阿久津はダー子たちの正体を見抜いていた。阿久津にまんまと見せ金の5000万円を奪い取られ、悔しさを滲ませるダー子。

ツキを取り戻すためにいくつかの罠を仕掛けるが、信じられないような不運が続き、連戦連敗してしまう。それでも阿久津へのリベンジを諦めないダー子に愛想を尽かしたボクちゃんとリチャードは、引退を決意する。

ダー子は弟子のモナコ(織田梨沙)に頼んでボクちゃんとリチャードにメッセージを送るが、2人は拒絶。ダー子は五十嵐(小手伸也)と共に阿久津のもとに乗り込み、ポーカーの勝負を挑む。

その頃、ボクちゃんは渡辺若葉(中山美穂)が社長を務める遺品整理会社「おもかげ」で働いていた。しかし若葉も社員たちも暴力団関係者で、古美術の目利きを悪用して遺品の騙し取りや不当売買などを行う悪党だった。

リチャードは海辺の町でサーフィンを楽しみ、中華料理店を切り盛りする未亡人・韮山波子(広末涼子)に心を惹かれる。だが波子はプロのハニートラッパーで、リチャードが立て替えた5000万円を持って姿を消してしまう。

ダー子と五十嵐はイカサマを使って阿久津に勝とうとするが見破られ、現場に踏み込んだ警察官に逮捕されてしまう。偽の身分証明を使って釈放されたダー子はリチャードとボクちゃんと落ち合い、アジトのスイートルームへ向かう。

スイートルームでは、モナコが手に入れた6億円を部屋中に飾って3人を待っていた。すべてはダー子の計画どおりだった。若葉は阿久津の昔の女で、ダー子が用意したエサに引っかかって阿久津に金を用意させ、6億円で土地を購入したのだ。

その土地は波子がラーメン店を営んでいた土地で、ダー子は波子をそこから追い出すためにリチャードを送り込んだのだった。阿久津と若葉はその土地に金塊が埋まっていると思い込んでいたが、もちろん何も埋まっていない。

リチャードに波子に騙されるフリをさせたり、わざとボクちゃんを危険な目に遭わせたり、ダー子と五十嵐が警察に捕まって留置場に入れられたのは、「ドン底に落ちるまで浮上しない」という占いの結果を信じ、神様を騙すためにあらかじめ「失敗」を計画に組み込んだダー子の企みだった。

運勢編の感想(ネタバレ有)

言うことないです。最っっ高に面白かったです!

そして今、小手さんと瀧川さんの副音声を聞きながらこの記事を書いてるんですけども、副音声もめっちゃ楽しいです(このドラマは副音声とセットで楽しむのが個人的なお約束ごととなっております)。

ゲストも北村一輝さん、中山美穂さん、広末涼子さんと豪華でしたね~。お三方の〝悪い顔〟をたっぷり堪能できたのもうれしい。

人生を支配するのは運か英知か

毎度おなじみのオープニングは、古代ローマの政治家・哲学者のマルクス・トゥッリウス・キケロの言葉でした。

人生を支配するのは運であり、英知にあらざるなり。

今回のキーポイントは「運勢」でして。
物語の序盤、ダー子は喫茶店のおみくじで大凶を引いてしまいます。

疫病神来たり。万事、災いあり。
欲出せば、必ず身を滅ぼす。
底に堕ちぬ限り浮上せず。

「こんな救いようのない占い結果初めて見たよ」とボクちゃんに言われ、リチャードからも「占いは侮れないよ」と諭されますが、ダー子は聞く耳を持たない。

占いをバカにして信じなかったダー子が、最後に彼女らしいやり方で「運」を味方に付けるというオチが最高でした。

毎回感心するんだけど、古沢良太さんの伏線の敷き方や回収の仕方がほんと好き。いつも見事で爽快です。

運に振り回される阿久津

今回のオサカナは、北村一輝さん演じる阿久津。巻き舌っぽい喋り方はいかにも悪党なんですが、意外と堅実で小心者。実は阿久津も「運勢」に人生を支配されている人物です。

ダー子の前では「俺は俺の手で自分の人生を変えた」などと粋がっていましたが、心の底では「運」に囚われ、常に「運」を気にしている。昔の恋人・若葉に「ついてるのよ」と言われて有頂天になるところが可愛い。

でも、結局はダー子たちに騙されて6億(阿久津は5億)巻き上げられちゃう。「あ~あ、やっぱり俺はついてねぇや」「お守りも買おう」としょぼくれる阿久津が子どもみたいでした。単に強がってただけなのね。

ダー子が仕組んだ罠

ボクちゃんは若葉を騙そうとして失敗、リチャードは波子に5000万円を騙し取られ、ダー子と五十嵐は阿久津にポーカーの勝負を挑んで負け、警察に捕まっててしまう。

ああ万事休す。
と思いきや、すべてダー子が仕組んだ計画どおりでした。

  1. ボクちゃんは、阿久津の昔の女・若葉の会社に潜入し、エサ(30億円相当の金塊が埋まっている土地)を撒く
  2. リチャードは、ダー子の飲み友達だったネジ工場の社長を騙した波子に騙されたフリをして、波子をその土地から追い出す
  3. ダー子と五十嵐は、阿久津にわざと勝たせて「ついてる」と思わせ、警察に捕まる

結局、リチャードもボクちゃんも根っからの詐欺師なんだよねぇ。彼らは一生引退なんてできない。いや、しないでほしい。

ダー子が撒いたエサに引っかかった若葉は、金塊が埋まっている土地を6億円で購入するために阿久津に協力を申し出て、2人で金を出し合って土地を購入。もちろん金塊なんて埋まってやしない。

ダー子たちはまんまと大金を手に入れたというわけです。

神様を騙したダー子

しかしリチャードは、波子に騙されるフリをする必要はなかった、と主張。ボクちゃんも仕込んだ茶器とネックレスを回収にいかなければボコられずに済んだ、と文句を言います。

が、それもダー子の計画のうちでした。

例の大凶のおみくじにあった「底に堕ちぬ限り浮上せず。」という文言を、ダー子は気にしていたようで。ならば一度ドン底に堕ちればいい、計画が失敗してドン底に堕ちたように〝神様〟に見せかけることができれば、必ず最後に浮上できる、と考えたわけです。

神様をも騙しにかかるダー子が最高すぎて惚れてしまいます。

しかも神様、まんまと騙されちゃってるし!
ダー子の運勢、ウナギのぼりだし!

今回の物語は劇場版の後日譚となっているそうで、映画を見たら繋がりそうな場面がちょいちょいありました。

ダー子を崇拝する弟子・モナコとか。
占いにハマってるリチャードとか。
最後に次のオサカナとして提示された生瀬勝久さんとか。

劇場版はこれから見に行くつもりでいますが、シーズン2の制作もぜひよろしくお願いします。待ってます。

追記
映画観てきました! 感想(ネタバレなし)はこちら。

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