フジ月9ドラマ「コンフィデンスマンJP」第2話(リゾート王編)。
今回も楽しかったです!
毎回ボクちゃんが騙されるパターンなのかな? それはそれで面白いけど、次回から疑いの目で見てしまいそう。長澤まさみさん演じるダー子の魅力全開でした。ダー子ファンが増えそう。
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第2話(リゾート王編)あらすじ
ダー子(長澤まさみ)、ボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)の3人は、ロシアンマフィアを騙そうとして失敗、命からがら逃げ切る。ボクちゃんは今度こそ足を洗うと宣言。ひなびた温泉町の老舗旅館「すずや」で働き始める。
「すずや」の女将・操(本仮屋ユイカ)は、経営不振から大手ホテルチェーンの桜田リゾートに旅館を売却することを決意。桜田リゾート社長の桜田しず子は、すずやの資産価値を0円と査定、従業員の再雇用も反故にしようとする。
操を救いたいボクちゃんは、旅館を続けるために必要な1億5000万円を手に入れるため、ダー子たちに協力を求める。ダー子は桜田リゾートにインターンとして潜入、リチャードはしず子が接触しようとしている政治家・水内の秘書になりすます。
国の統合型リゾート開発を狙うしず子は、ダー子たちが流した「開発予定地は真鶴」という偽の情報を信じ、真鶴の無人島を5億で買い上げようとする。無人島の持ち主・小松のフリをしたボクちゃんの前に現金5億を並べ、サインを求めるしず子。
しかし、元は小さな旅館の娘で苦労を重ねてきたしず子に、ボクちゃんが同情。土壇場でやめさせようとする。ボクちゃんは逆にしず子に偽物と見破られ、しず子が雇った闇社会の男・五十嵐(小手伸也)に抹殺されそうになる。
実は、五十嵐はダー子が潜り込ませた同業者だった。さらに本物の小松のフリをした男に5億を受け取らせ、ダー子はまんまと5億を騙し取ることに成功。もともとボクちゃんに頼まれる前から計画していたことで、ボクちゃんが「すずや」を訪ねるように仕向けたのもダー子だった。
騙されたことを知ったしず子は、会社を辞め、海辺の町で夫と小さな宿を始める。ボクちゃんは1億5000万円を「すずや」に届けるが、もともと田舎嫌いで旅館経営に興味のなかった操は、料理長と結婚して都会で幸せに暮らす。
第2話(リゾート王編)キャスト
ダー子……長澤まさみ
ボクちゃん……東出昌大
リチャード……小日向文世
五十嵐……小手伸也
桜田しず子……吉瀬美智子
操……本仮屋ユイカ
第2話(リゾート王編)感想
冒頭の茶番劇が面白くて好き。第1話もそうだったけど、これ、本編の重要なヒントになってますよね。
今回のターゲットは、吉瀬美智子さん演じる桜田しず子。日本の観光を牛耳るためにどんな汚い手も使う、いかにも悪役な大手ホテルチェーンの社長なんだけど、実は生まれ育った田舎の小さな旅館を愛し、日本旅館を守ろうとする人で。
本仮屋ユイカさん演じるいかにも健気で薄幸そうな老舗旅館の女将が、実は旅館に何の思い入れもない都会好きな人だった、というオチ。大手の傘下に入ること=悪いことっていう先入観があるけど、見た目やイメージだけで決めつけちゃダメよね。
長澤まさみさん演じるダー子の突き抜けっぷりが、前回にも増して最高でした。わざとらしくて浮きまくってる演技に毎回笑ってしまうけど、“ヘタな演技をしている”演技をするのって、難しそう。
ダー子のおかしなアドリブに、オロオロしつつも付き合うリチャードも面白かった。そして今回も見事な騙されっぷり&ダメっぷりを見せてくれたボクちゃん。敵に同情するとこまで見抜かれるって、どんだけよ( ̄∇ ̄;)
そんで、どう考えても今回の計画にボクちゃん必要なかったし。完全にダー子のおもちゃになってますやん(昔からか?)。
さらに今回から、コワモテヤクザ風の五十嵐(小手伸也さん)がレギュラー入り。ダー子にぞっこんの五十嵐さん、めちゃくちゃイイ声してますねぇ~。この調子でどんどん仲間が増えてくのかな? それもまた楽しみ!
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