どうも、夏蜜柑です。
海外ドラマ「カウンターパート/暗躍する分身」第9話。
3人のスパイがついに行動を起こしました。
彼らの目的は未だ謎。
交差点(中間地帯)にいったい何があるのか、めちゃくちゃ気になります!
Contents
第9話「中間地帯 パート1」のあらすじ
- 別エミリーとイワンたちは、彼女らが〈インディゴ〉へ向かったことをポープに知らせたカスパーをポツダム駅で待ち伏せ、確保する。カスパーは亡き息子に会うため、表の世界の自分と入れ替わることを条件にポープに協力していた。
- カスパーの告白により、エミリーの事故はポープが口封じのために仕組んだことだと知ったハワードは激怒する。そして別エミリーは自分の妻とは別人であり、ここは自分の世界ではないことを改めて思い知る。
- クエイルから「スパイはハワードだ」と聞いて別ハワードを追うアルドリッチだったが、クエイルの言動に疑心を抱く。クエイルに呼び出された別ハワードはクエイルが自分を嵌めたことを知り、アルドリッチのもとへ向かう。
- クレアは別ハワードが真相を話すことを恐れ、ボールドウィンに別ハワード暗殺の指令を出す。クレアをかばったことで追い詰められたクエイルは、クレアを車に乗せて夜道を暴走し、自ら事故を起こして心中を図る。
- 裏の世界から送り込まれた3人のスパイは、ボールドウィンが殺した〝表の世界の自分〟になりすまし、局内へ潜入。戦略部のフロアで銃を乱射する。局内にいた別ハワードとアルドリッチは2人のスパイを射殺するが、残る1人には交差点の中間地帯へと逃げ込まれてしまう。
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ネタバレ有「カウンターパート」シーズン1全話あらすじ・登場人物(キャスト/吹き替え)・用語解説
第9話の感想
裏も表も大混乱ですね。
まずハワードですが。
カスパーを非難したことで、自分が犯している罪に気づきます。
「死んだ息子に会いたいからって人の命を犠牲にするのか! 向こう側はおまえの世界じゃない! 向こう側にいる少年はおまえの息子じゃない! わかるか!?」
自分が放った台詞が、そのまま自分に返ってくる。
ここは自分の世界ではないということ。
ここにいるエミリーもアンナも、自分の妻と娘ではないということ。
人は常に「やり直したい」と思うものなのかもしれませんね。
そんなことは不可能だと諦めているけれど、もし可能だと知ったら、「やり直せる」という誘惑には勝てないのかもしれません。あの自信満々の別ハワードさえも。
別エミリーと恋人イワンの関係も微妙になってきました。
明らかにハワードに気持ちが傾いているエミリー。
イワンはそのことに気づいているけれど、エミリーが何も話さないので「俺を信用してくれ」としか言えない。
イワンにしてみれば、向こう側から突然やってきてエミリーの心を奪ったハワードは、迷惑以外の何者でもないでしょうね……。
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ハワードにスパイの罪を着せようとしたクエイル。
しかし見るからに挙動不審なので、アルドリッチに疑われます。
クレアに対しても冷酷になりきれず、クエイルは追い詰められた末に心中を図ります。
が、あの衝突事故では死なないでしょうね。
クレアが自分の子どもを愛する気持ちは本物だと思うけど、やはり彼女はスパイでした。
クエイルは簡単に丸め込むことができたけど、別ハワードは無理だと判断し、ボールドウィンにハワードを殺すよう命じる。
その頃ボールドウィンは、向こう側から来た3人のスパイのために、こちら側にいる彼らの分身を殺していました。Xデーに入れ替わるためです。
ボールドウィンは殺し屋としての仕事を全うしつつ、恋人のグレタとの距離も縮めていたのですが、たまたま街でナディアの元恋人に遭遇してしまう。
元恋人にしてみれば、死んだはず(彼女はナディアの埋葬に参列していた)のナディアが生きているのですから、ワケがわからない。でも、分身だと説明することもできず、「人違いだ」と言うほかない。
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入れ替わった3人のスパイは、それぞれ局内の部署で行動を開始します。
武装して、戦力部を襲ったのです。
何のために???
それはまだ謎です。
3人のうち2人はアルドリッチと別ハワードが射殺。
残る1人〝エンジェル〟は、交差点に向かいます。
彼を追ってきたアルドリッチは、中間地帯に入った彼を撃つことができない。
次回はシーズンファイナル。
この感じだと多くの謎を残したまま終わり、シーズン2に続きそうですね。