「蝶の力学 殺人分析班」最終話|塔子と鷹野の別れ

WOWOW「蝶の力学 殺人分析班」あらすじネタバレ感想
「蝶の力学 殺人分析班」

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どうも、夏蜜柑です。
WOWOWの連続ドラマ「蝶の力学 殺人分析班」最終話のあらすじと感想です。

事件が解決した安堵感と、物語が終わってしまった喪失感。
それ以上に、塔子と鷹野の別れのシーンが感動的でグッときました。

鷹野主任とはここでお別れなんでしょうか。
さびしいなぁ……。

シリーズ構成

最終話のあらすじ

相羽町子は鷹野を東雲大学の旧館にある倉庫へと運ぶ。解剖台の上で目を覚ました鷹野は、町子が自分を生きたまま解剖しようとしていることを知る。

小学生のときに初めて猫を解剖し、解剖の虜になったと語る町子。町子の最大の望みは弟・隼人を解剖することだったが、隼人が亡くなり、絶望を味わったという。

鷹野の相棒だった相羽隼人は、姉の町子が危険な人物であることに気づき心配していた。隼人の死後、鷹野が町子を見守っていたのは、隼人の思いを受け継いだためだった。

町子は塔子に会い、鷹野を取られるかもしれないという恐れを抱いていた。塔子に切り取った指を送ったのは「鷹野は自分のもの」だと主張するためだったが、その真意に気づいていたのは鷹野ひとりだった。

塔子は大学の防犯カメラを調べ、町子が旧館の倉庫に鷹野を運び込んだことを知る。倉庫に乗り込む塔子だったが、町子は鷹野を人質にとり、解剖が済むまでおとなしく見ているよう命じる。

塔子はなんとか町子を説得しようとするが、うまくいかない。鷹野を殺すと脅す町子に、塔子は「構いません。私があなたを逮捕します」と断言する。

そこへ11係率いる応援部隊が現場に乗り込み、町子を包囲する。鷹野は救出され、町子に手錠をかける塔子。一瞬の隙をついて塔子に襲いかかる町子を、鷹野が撃つ。

鷹野は意識不明の重体で病院に運ばれるが、やがて意識を取り戻す。病室で捜査資料を見ながら、もっと早く町子の犯行に気づいていればと後悔を口にする鷹野。

被害者はわかっているだけでも12人。遺体の体の部分は融解し、頭部だけは処理ができずに敷地内に埋めていた。すべての遺体の親指は切り取られ、町子が記念品として保管していた。

塔子は鷹野が町子のことを隠し、ひとりで解決しようとしたことを責める。鷹野は塔子に礼を言おうとするが、塔子はそれを遮って鷹野にこれまでの感謝の気持ちを伝え、別れを告げる。

退院した鷹野は塔子たちに見送られて11係を去っていく。

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最終話の感想

サイコパスとの対峙

原作にはないドラマオリジナルのストーリーが展開します。

初回から何かと気になる存在だった法医学者・相羽町子の凶行。彼女は「生きたまま人を解剖する」ことに快感を覚えるサイコパスでした。

亡くなった弟の隼人の代わりに鷹野主任を解剖しようとしていた町子。ところが塔子の出現に焦り、今まで以上に鷹野を自分の物にしたいと思うようになった。

塔子の存在が「蝶の力学」の起点になっていたのでした。

血や傷を見るのが苦手なわたしには、町子の気持ちはさっぱりわかりませんが、塔子も同じだったみたいで。

塔子が町子を説得するために共感するフリをするシーンがあるんですけど、嘘が下手すぎて思わず_| ̄|○ あれじゃあ騙せないよ~。

後日、鷹野主任にダメ出しされて落ち込む塔子が可愛かったです。

菊地凛子さんのサイコパス演技、よかったですね~。
可愛らしくて、理路整然としてて。

一見まったく異常には見えないのに、嬉々として鷹野の腹をかっさばくところが魅力的(でも正視できず)。

終盤、面会にきた鷹野を見て子供のように無邪気な笑顔で手を振るシーンも、最高にキュートで不気味でした。

塔子と鷹野の別れ

回復した鷹野主任に、父親にプレゼントしたのと同じ柄のネクタイを贈る塔子。

塔子は鷹野主任に亡き父の姿を重ねていたのでしょうね。
鷹野=父親=目指すべき目標だった。

その鷹野を救ったことで、塔子はひとつ階段を上ったのかもしれない。神谷課長が言っていたように、これからは唯一無二の存在になっていくのでしょう。

塔子を「たくましくなった」と認め(照れ臭そうに)、感謝の言葉を告げようとした鷹野を遮って、「今まで私を刑事として鍛えて下さって、本当にありがとうございました」と返す塔子。

ああ……もうお別れなんだなぁ。
そういう思いが溢れてきて、胸が熱くなりました。

ずっと唯一無二のコンビであってほしかったけどなぁ~。

塔子がさらに先に進むためには、鷹野との別れはやむをえないことだったのでしょうね。そう自分を納得させても、やっぱり淋しいです。

次回はどんな塔子が見られるのか、楽しみに待つことにします。