WOWOWの連続ドラマ「悪の波動 殺人分析班スピンオフ」第2話のあらすじと感想(ネタバレ有)です。
思い込みが激しいな~井口さん。トレミー(野木よりも八木沼雅人よりもトレミーがしっくりくる)にそこまで執着する理由がイマイチわからないですね。
吉佳は中学時代と現在と、2度もトレミーに命を救われてるんですね。そりゃあ、特別な気持ちになってしまうよね。
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「悪の波動」登場人物(キャスト)一覧・視聴方法第2話のあらすじ
“首くくり殺人”事件の4人目の被害者が冷凍車の中から発見される。井口(池田鉄洋)は野木直哉(古川雄輝)に任意同行を求め、取調を行う。井口は野木が119番に嘘の電話を入れて張り込み中の警察をまき、犯行を起こしたと見ていた。
しかし野木は「漫画喫茶にいた」と証言。漫画喫茶の防犯カメラを調べるが、サイバーテロによってデータはすべて消えてしまっていた。さらに、野木はコンビニで被害者が「しつこいヤツにつけ回されている」「全部カナのせいだ」と話すのを聞いたと語る。
野木の体調が悪化したこともあり、管理官の篠宮(鶴見辰吾)は野木を帰すことを決定。自宅に戻った野木は熱を出して寝込み、隣人の吉佳(SUMIRE)に介抱される。吉佳は冷蔵庫の中に隠してある誘拐事件の記事のスクラップノートを見て、野木が八木沼雅人であることを確信する。
吉佳は「誰にも言わない」と野木に約束する。中学生の時、吉佳は保健室で薬を飲んで自殺を図ろうとしたとき、雅人に「そんなことしなくていい。狂ってるのは周りのほうだから」と言われて救われたことを話す。
回復した野木は、吉佳と共にアパートの花壇に花を植える。吉佳は野木の廃墟廻りに付き合う。野木の行動を監視する井口は、野木の廃墟廻りは犯行現場の下見で、吉佳が次のターゲットになるのではと考える。
第2話の感想
井口刑事の思い込み
トレミーを“首くくり殺人”の事件の犯人だと思い込む井口刑事。以下がその理由。
- 被害者・奥村明日香が殺される数時間前、コンビニで彼女から声を掛けられていた
- 殺鼠剤でアパートに住み着いていた野良猫を殺した
- 部屋の契約書に偽の保証人や経歴を書いていた
- 隣人の吉佳を襲っていた兄を、ガラス瓶で殴った
- 偽の通報でアパートに救急車を呼び、その騒ぎに乗じて姿を消した
- 普段から廃墟廻りをして犯行現場の下見を行っている
①については今回被害者が何者かに追われていて、助けを求めたことが明らかになりました。②は第1話の感想で書きましたが、猫ではなくネズミを殺すためと思われます。
③は不明。
④も第1話の感想で書いたとおり。
⑤の真相は不明ですが、“首くくり殺人”とは無関係だと思います。
⑥も第1話の感想で書いたとおり。
しかし、警察はなぜトレミーの過去(誘拐事件の被害者)に気づかないんだろうか?
それが不思議でしょうがない。
吉佳とトレミー の過去
吉佳とトレミーは、中学時代の同級生。
ふたりとも、保健室でカウンセリングを受けていました。
吉佳は家族からの虐待。
トレミーは誘拐事件のトラウマ。
自殺を図ろうとした吉佳を救ったのがトレミーでした。
「狂ってるのは周りのほうだから」という言葉にスッとしたという吉佳。
悪いのは自分じゃなくて家族。そう思うことで前に踏み出せるのは確か。
家族を捨てて、そこから先をどう生きるかは、本人しだい。
吉佳のことが心配です。
頼る相手がトレミーというのも、複雑。
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