「蝶の力学 殺人分析班」第2話ネタバレ感想|タイトルの意味と被害者の裏の顔

WOWOW「蝶の力学 殺人分析班」あらすじネタバレ感想

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WOWOW連続ドラマ「蝶の力学 殺人分析班」第2話のあらすじと感想(ネタバレ有)です。

鷹野主任が何を隠しているのかさっぱりわからない!

病院で会っていた人は誰? 相羽さんの家族?共通の知人? 相羽さんが恋人でも元妻でもないなら、過去の事件関係者?

“クラスター16”も気になるけど、鷹野主任の言動も気になる!

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第2話のあらすじ

発見された真弓の遺体は、天野の時と同じように喉を裂かれ、青い花“ローズマリー”が挿し込まれていた。また、指を切り取られた痕跡もなかった。塔子は現場に集まった野次馬の中に怪しい男を見つけるが、群衆に阻まれて逃げられてしまう。

鷹野は天野の家の赤いペンキ缶の中に、一つだけ茶色のペンキ缶が混ざっていることに違和感を覚える。そのペンキは天野が通っていたバー「TS1」の看板にイタズラされていたペンキと同じ色だった。

塔子と鷹野は真弓の司法解剖の結果を聞くため相羽と会う。犯人は真弓の刺傷を治療しようとした形跡があり、塔子は医療関係者を疑う。

帰り道、塔子は鷹野に相羽との関係を尋ねるが、鷹野は答えようとしない。鷹野が何か隠し事をしているのではないかと感じ始める塔子。その時、突然何者かが車のフロントガラスを叩き壊し、バイクで逃走する。

2人が襲撃を受けた直後、“クラスター16”から「刑事たちを襲ったのは警告だ」「次の被害者は明日見つかるだろう」というメールが届く。

天野の運転手だった村石照信(小野賢章)が見つかり、天野が違法な金貸しをやっていたことがわかる。バー「TS1」のオーナー・須藤辰則は天野から借金をしており、返済が滞っていた。

天野は村石に命じて「TS1」の看板にペンキをかけさせ、自身も須藤の実家を訪ねて金を取り立てるなどしていた。塔子たちは須藤の自宅と店に踏み込むが、須藤は店の隠し部屋で遺体となって発見される。

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第2話の感想

タイトル「蝶の力学」の意味

真弓の首に挿し込まれていたのは「ブルーデージー」ではなく「ローズマリー」でした。

犯人は花の種類ではなく、〝青い色〟にこだわっているんでしょうか?
梶原善さん演じる鑑識さんが花に詳しいのが、妙に怪しい気もしますが(犯人候補その1)。

今回、塔子と鷹野主任がタイトル「蝶の力学」に触れるシーンがありましたね。

「悪の波動」の最終話でも書きましたが、「バタフライ効果」と呼ばれるカオス理論の初期値鋭敏性を表現する言葉です。

「ブラジルで小さな蝶が羽ばたくと、やがてテキサスで大きな竜巻が起こる。力学系のある状態に小さな変化を与えると、驚くような変化が生じるってやつだ」

しかしこの理論が、今回の事件の何を示唆しているのかは未だ見えてきません。

警察を恨んでいるということは、犯人は事件の被害者なのでしょうか。

過去に、警察がスルーするような小さな出来事が偶然重なって、何か大きな事件が起きたのでしょうか。

天野秀雄と「TS1」の関係

第1話で殺された天野秀雄が、不動産屋とは別に闇金をやっていたことが判明。
バー「TS1」のオーナー・須藤は、天野から借金の返済を迫られていました。

動機ありまくりってことで須藤が犯人かと思われましたが、その須藤もまた殺され、首に青い花を挿した状態で見つかりました。

毎回思うけど、犯人が潜む隠れ家とか廃墟とかに踏み込むシーンの緊迫感がたまらないんですよね、このシリーズ。見せ方が最高にうまいです。須藤が犯人じゃないってわかってても、ハラハラせずにはいられません。

第1話に登場した「TS1」の常連客・坂口がちょっと意味深だったと思うんだけど、今回登場しませんでしたね(犯人候補その2)。

天野が相当ヤクザな人間だったことがわかりましたが、真弓はなぜ天野と別れなかったんだろう? その点も気になりました。

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