映画「僕のワンダフル・ライフ」感想|転生を繰り返す犬に泣かされる

映画「僕のワンダフル・ライフ」

(C)2017 Storyteller Distribution Co., LLC and Walden Media, LLC

どうも、夏蜜柑です。
映画「僕のワンダフル・ライフ」を見てきました。

テレビのCMや宣伝などで、おおまかなストーリーはわかっていたけど、泣けます。
動物飼ってる人は要注意。

以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。

作品情報

  • 製作国:アメリカ合衆国
  • 上映時間:127分
  • 公開日: 2017年1月27日(アメリカ)、2017年9月29日(日本)
  • 原題:A Dog’s Purpose
  • 監督:ラッセ・ハルストレム
  • 脚本: W・ブルース・キャメロン、キャスリン・ミション、オードリー・ウェルズ、マヤ・フォーブス、ウォーリー・ウォロダースキー
  • 音楽:レイチェル・ポートマン
  • 原作:W・ブルース・キャメロン「野良犬トビーの愛すべき転生」

あらすじ

僕の名前はベイリー、ゴールデン・レトリバーの子犬だ。ある夏の暑い日、車に閉じ込められて苦しんでいたところを、8歳のイーサンと彼の母親に助けられる。感激した僕は、「この子から離れない」と小さな胸に誓った。
イーサンのママが渋るパパを説得し、僕は晴れてイーサンの家族の一員に!
それからは、イーサンが学校へ行く以外は、遊ぶ時も寝る時も僕たちはいつも一緒だ。夏休みには、イーサンの祖父母の農場へ泊まりにいき、美しい自然のなか毎日のようにアメフトのボールで遊んだ。特別なフォーメーションで、イーサンが投げたボールを僕がキャッチする、僕たちだけの得意技も開発したのさ!

やがて時が流れ、イーサンは逞しく成長し、高校のアメフト部で将来有望な選手として活躍するようになる。僕とイーサンの友情はますます深まっていたけれど、イーサンの両親の関係は壊れてしまい、パパが家を出て行くことになった。
高校生活最後の夏休み、イーサンは遊園地で出会ったハンナに初めての恋をする。いち早く察した僕がきっかけを作って、彼女を僕らの“群れ”に入れてあげたんだ。休みの最後の日、イーサンとハンナは同じ大学に奨学金を申請することを約束するまでの仲になったのさ。
名門大学の奨学金を獲得し、喜びに弾けるイーサン。ところが、嫉妬にかられたダメな同級生が、家の中に花火を投げ込んだ。あっという間に火の手が上がり、ママと僕を先に避難させてくれたイーサンは、逃げ遅れて脚に大けがを負ってしまった。

走ることすらできなくなった失意のイーサンに僕が付き添って、祖父母の農場で療養した。せっかくハンナが見舞いに来てくれたのに、同情に耐えられないイーサンは自ら別れを告げる。何とか僕が引き留めようとしたけれど、ハンナは泣きながら帰ってしまった。
やがて回復したイーサンは、農業学校で勉強するために一人暮らしを始めると決めたんだ。
イーサンと別れるなんて全く理解できない僕は、全速力で車を追いかけたのに、イーサンは僕を置いて行ってしまった。

数年が経ち、年をとった僕にお迎えが来た。知らせを聞いたイーサンが駆けつけてくれたんだけれど、僕は悲しむイーサンを見て、「イーサンを愛し、幸せにするのが僕の役目なのに」と、心から悔やみながらこの世を去ったんだ。

ところが!
イーサンの未来が心配な僕の想いが通じたのか、僕はエリーという女の子のシェパードに生まれ変わった。強面だけど寂しがり屋の相棒のカルロスと最強のコンビを組み、警察犬としての立派な“犬生”を全うした。その次にもコーギーのティノに生まれ変わった僕は、マヤという孤独な女性が、結婚して幸せな家族を作るまでを見届けた。
そして、4度目の犬生で飼い主に捨てられた僕は、ついにイーサンと再会した! 僕の心もしっぽも喜びではちきれそうなのに、もちろんイーサンは僕だとわからない。その時、僕は気付いた。なぜ何度も生まれ変わったのか、僕の真の使命は何なのかに──。(公式サイトより)

登場人物(キャスト)

  • ベイリーの声……ジョシュ・ギャッド
  • 大人のイーサン……デニス・クエイド
  • 10代のイーサン……K・J・アパ
  • 8歳のイーサン……ブライス・ガイザー
  • 大人のハンナ……ペギー・リプトン
  • 10代のハンナ……ブリット・ロバートソン
  • カルロス……ジョン・オーティス
  • マヤ……カービー・ハウエル=バプティスト
  • アル……プーチ・ホール
  • エリザベス(イーサンの母)……ジュリエット・ライランス
  • ジム(イーサンの父)……ルーク・カービー

感想(ネタバレあり)

私は過去に犬を飼ったことがあり、そして現在、猫と一緒に暮らしています。
犬は私が20代の時に老衰で世を去り、猫は今年15歳を迎えました。

そんな私から一言。
これはかなりヤバい映画です^^;
寿命間近な生き物を飼っている人はご注意を!!

物語の主人公は、犬のベイリー。
映画は終始、ベイリーの視点で語られます。
ベイリーは、飼い主の少年・イーサンが大好き。
ずっとイーサンのそばにいる!と心に決めています。

ベイリーは、イーサンのためなら何でも喜んでするけれど、そこは犬。
人間の求めるものが、時には理解不能だったりもします。

「何をしてほしいの?言ってくれたらするのに」と、不思議そうに首を傾げるベイリーがもう……最高にかわいいです。

動物を飼っていると、「言葉が通じたらなぁ」って思う瞬間がよくあります。
彼らが私の顔をじっと見つめるとき。
何かを訴えようとして鳴いているとき。
私の言葉に耳をすませて、聞き取ろうとしているとき。

目と目が合うと、「何か通じた」ような気持ちになって、愛おしさがこみ上げてきます。

実際にはなんにも通じてないかもしれないし、もし本当に言葉が交わせたら、それはそれで大変だとも思うんですけどね(笑)

青年になったイーサンは、恋人ができ、進学も決まり、順風満帆。
幸せいっぱいのイーサンとベイリーでしたが、ある日突然、不幸が襲います。

ベイリーは、傷心のイーサンを励ますことができず、そのままこの世を去ってしまいます。そして、目覚めたときには別の犬として生まれ変わっていました。

何度も何度も生まれ変わり、犬の人生を繰り返すベイリー。
それぞれの犬に与えられた役割を、ベイリーはただ受け容れ、ひたすら、そばにいる人間のために尽くします。人間の都合で利用されても、虐待を受けても、文句ひとつこぼさず……。

ぼろぼろになって捨てられたベイリーは、ついにイーサンと再会します。
年をとったイーサンもまたひとりぼっちで、淋しそうでした。

イーサンになんとか思い出してもらおうと、サインを送るベイリー。
最初は半信半疑だったイーサンも、ベイリーのサインに気づき、抱き締めます。

ものすっごく泣けますが(動物を飼っている人は特に)、ベイリーがずっと明るいし、死んでもまた生まれ変わるので、沈鬱な気持ちにはなりませんでした。

生まれ変わるたびに飼い主が変わるけど、ベイリーは何も変わらない(外見は変わるけど)。
ただ飼い主を喜ばせたい、役に立ちたいという一途な思いだけ。
この映画はファンタジーですが、彼らが人間に注いでくれる限りない愛は本物です。

ただ、寿命が近い動物がそばにいると、やはりどうしても「その時」のことを想像して重ねてしまうので、ベイリーが死を迎えるシーンはかなり辛かった。

映画を見ているときはストーリーに泣かされ、映画を見終わった後は自分が飼ってる猫のことを思い出して涙が止まらなくなりました。

「僕が生きる意味は?」
「僕はなぜここに存在してるの?」

ずっと抱き続けてきた問いの答えを、ようやく見つけたベイリー。
次はもう、転生しないで天国へ行けるといいな。

 

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※本ページの情報は2018年10月時点のものです。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください

ラッセ・ハルストレム監督について

この映画を作ったラッセ・ハルストレム監督は、1985年の「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」や、2009年の「HACHI 約束の犬」などを撮った人。犬と人間の絆を描くのがうまい監督ですよね。

ちなみに私がいちばん好きなのは、1986年の「やかまし村の子どもたち」。
これ、私の好きな映画トップ5に入るほど。

原作はリンドグレーンの児童文学で、スウェーデンの片田舎で暮らす子供たちの何気ない日常を描いた作品ですが、もう何度、繰り返し見たかわかりません。

ここにも、犬と少年の心温まるエピソードが、ちらっとですが登場します。おすすめ。

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