どうも、夏蜜柑です。
海外ドラマ「カウンターパート/暗躍する分身」第8話。
一気に盛り上がってきましたね。
一瞬も目が離せない面白さです。
スパイの正体が妻・クレアだと知ったクエイルがまさかの行動に。
ハワードと別ハワードの対峙も見応えたっぷりでした。
Contents
第8話「ウソを愛すること」のあらすじ
- ポープから連絡を受け、別エミリーたちがやってくることを知った〈インディゴ〉では、教師たちが総動員で証拠の隠滅を図る。激しい銃撃戦の後、ハワードは建物内で子どもたちの遺体を発見する。
- 別エミリーはここが潜伏スパイの養成機関だったこと、さらには偽造ビザを利用して3人が別世界へ渡ったことを知り、別ハワードに知らせるため交流局の伝達室でひそかに2人のハワードを面会させようと画策する。
- 一方、別ハワードはエミリーの母・シャーロットから連絡を受け、エミリーが意識を取り戻したことを知らされる。シャーロットは近いうちに病院の近くに引っ越すつもりだとハワードに告げる。
- クレアが〈シャドウ〉であることを知ったクエイルはクレアを拘束するが、どう決着をつけるべきか思い悩む。クレアは「遅かれ早かれすべてが変わる。あなたにできることはない」と言う。
- ハワードは局の伝達室で別ハワードと面会し、スパイ養成学校の存在と、3人が表の世界へ渡ったことを伝える。別ハワードが妻と娘について嘘をついていたことを問い詰めるハワード。
- ハワードが自分の家族に踏み込んだことに怒りを覚えた別ハワードは、エミリーが浮気をしていたこと、スパイだったことを暴露する。ハワードはエミリーが嘘をついていることに気づいていたが、嘘も含めて彼女を愛していたと語る。
- クエイルをスパイだと疑うアルドリッチは、正しい選択をするようクエイルに迫る。クエイルはアルドリッチに「僕はスパイじゃない」と告げ、ハワードに利用されたのだと話す。
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ネタバレ有「カウンターパート」シーズン1全話あらすじ・登場人物(キャスト/吹き替え)・用語解説
第8話の感想
ハワードと別エミリーが手に入れたポツダムの住所は、〈インディゴ〉の住所でした。
ポープから連絡を受けたミラたち教師は、証拠隠滅のため資料を焼き払い、子どもたちを毒殺。銃撃戦が繰り広げられる中、ミラは仲間を捨てて逃亡します。
[kjk_balloon id=”23″]ひどい。[/kjk_balloon]▼
クレアが〈シャドウ〉だと気づいたクエイルは、選択を迫られます。
当初は「局に引き渡す」つもりだったクエイル。
でも、クレアの言葉を聞いて保身に心が傾きます。
「あなたの妻がスパイだと知ったら、みんななんて言うかしら? 私が機密情報を盗むのを結果的に助けたのよ。それにスペンサーはどうなるの? 2つの世界の間に生まれた子よ。きっと取り上げられるわ。あなたにできることはない。もう止められないの。あなたには申し訳ないことをしたと思ってる。でもわかっていい頃よ。2人とも利用されたの。あなたも私も被害者よ」
アルドリッチに「正しい選択をしろ」と言われた時、クエイルは真実を話すつもりだったのかもしれません。現に途中までは真実でした。
だけど、最後の最後に虚栄心に支配され、「ハワード・シルクに利用された」と嘘をついてしまいます。
クエイルは破滅に向かっていることに気づいているんでしょうか。
戦略部部長という肩書きは、彼には分不相応だったのかも。
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表の世界に潜り込んでいるスパイがいることを伝えるため、ハワードは局の伝達室で別ハワードと面会することになります。
もう、このあたりになると2人のハワードの違いがわからなくなっている。
2人が互いに影響を受けていて、近づいてきてるんですね。
ハワードは別ハワードが嘘ばかりついていたことを怒り、彼に「誠実」を求める。
別ハワードはハワードのぬるさに怒り、エミリーの正体を暴露する。
でも、ハワードはエミリーの正体に気づいていました。
彼女がたびたび浮気を繰り返してきたことも……。
愛してるんだ。彼女の何もかもすべてを。嘘をね。すべて愛してる。考えてみれば、愛する能力だけだな。自分を犠牲にして誰かを愛することができる。それが私が唯一きみと違うところだ。
エミリーの嘘や過ちを知っても、彼女を許し、愛したハワード。
エミリーの嘘や過ちを知って、彼女を許せず、離れた別ハワード。
でも、別ハワードの中に許す気持ちがまったくないとも思えません。
第6話で、彼はハインリッヒの妻にこう告げていました。
「彼を心から愛してたなら、嘘ごと愛するんだ」
エミリーを許せないことに、彼自身も苦しんでいるように思えます。
だけどプライドが高いから、それを認めたくはないし、ましてやもうひとりの自分に知られたくはないのでしょう。
「遅かれ早かれ私は戻る。きみだってそうだ。何も変わりはしない」
この言葉、クレアがクエイルに言った言葉と似てますよね。
偶然でしょうか。