海外ドラマ「刑事モース~オックスフォード事件簿~」シーズン6(Case24~27)についてまとめました。
「主任警部モース」の若かりし日を描いた正統派ミステリードラマ第6弾。本国イギリスでは2019年2月から3月にかけて放送されました。
前シーズンでカウリー署が閉鎖され、バラバラになってしまったモースと同僚たち。所属先も立場も変わり、新しい環境に戸惑いながらも職務を全うしようとする姿が描かれます。
モースの口髭は正直ちょっと微妙だな~と思っていたのですが、途中から(見慣れて)さほど気にならなくなりました。
Contents
作品概要
- 製作国:製作国:イギリス(2019年)
- 原題:Endeavour
- 原案:コリン・デクスター『モース警部』
- 脚本:ラッセル・ルイス
- 監督:ジョニー・ケントンほか
- 音楽:バリントン・フェロング
- 製作総指揮:ダミアン・ティマーほか
登場人物(キャスト)
※シーズン5までのネタバレを含みます
主要人物
エンデバー・モース(ショーン・エヴァンス/声:矢野正明)
テムズ・バレー警察カウリー署の巡査部長だったが、カウリー署の閉鎖によりウッドストックの派出所に異動。制服警官として勤めることに。明晰な頭脳と冷静な判断、直感で数々の難事件を解決する。クロスワードパズルとクラシック音楽を愛し、かよわい女性に弱い。サーズデイの娘ジョアンに想いを寄せている。
フレッド・サーズデイ(ロジャー・アラム/声:土師孝也)
モースとともに多くの難事件を解決してきた昔ながらの刑事。カウリー署閉鎖と同時に引退する予定だったが、弟チャーリーに貸したお金が戻ってこないとわかり撤回。部下を殉職させたとして警部補に降格、現在はキャッスルゲート署の刑事部でボックス警部の部下として勤務している。
レジナルド・ブライト(アントン・レッサー/声:佐々木睦)
カウリー署の警視正だったが、現在はキャッスルゲート署の交通部に勤める。押しボタン式信号機付き横断歩道のPR映像でペリカンと共演し、署内で物笑いの種となってしまう。
ジム・ストレンジ(ショーン・リグビー/声:丸山壮史)
モースの元同僚であり、友人。同僚ファンシーを殺害した犯人を捕まえようと執念を燃やす。現在は、部門間将来計画運営委員会で書類仕事をしている。
ロニー・ボックス(サイモン・ハリソン/声:赤坂柾之)
キャッスルゲート署の刑事部で、サーズデイの上司となった警部。暴力と腕力で現在の地位に就いた。Case20でカウリー署に派遣された際、傲慢不遜な態度でブライト警視正の怒りを買った。
アラン・ジャーゴ(リチャード・リデル)
キャッスルゲート署の刑事。ボックスの部下のひとりで、腰巾着的存在。
マックス・デブリン(ジェームズ・ブラッドショー/声:魚建)
警察医。非常に優秀で、的確な指摘で事件の解決に貢献する。
サーズデイの家族
ウィン・サーズデイ(キャロライン・オニール)
サーズデイの妻。カウリー署閉鎖と同時に夫を引退させ、平穏な日々を過ごすことを望んでいたが、サーズデイが無断で老後の蓄えを弟に渡していたことがわかり(Case23)、不信感から夫婦仲が冷え切ってしまう。
ジョアン・サーズデイ(サラ・ヴィッカース/声:長尾明希)
サーズデイの娘。一時期、家族と疎遠になっていたが現在は関係を取り戻している。福祉部で見習いとして働き始める。モースが想いを寄せる女性。
サム・サーズデイ(ジャック・バノン)
サーズデイの息子。Case13で陸軍に入隊するため家を出た。サウスオックスフォードシャー軽歩兵連隊で事件に巻き込まれるが(Case21)、モースの活躍で無事解決。その後、連隊とともにドイツへと旅立つ。
そのほか
ドロシア・フラジル(アビゲイル・ソウ/声:定岡小百合)
〈オックスフォード・メール新聞〉の気骨ある編集長。モースの捜査に何かと協力してくれる。
各話のあらすじと感想(ネタバレ有)
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