「長安二十四時」第23話・第24話ネタバレ感想|靖安司炎上、新司丞は吉温

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中国ドラマ「長安二十四時」第23話・第24話のあらすじと感想です。

靖安司が大変なことになってしまいました。
行方不明の李必の代わりに司丞に就いたのは…なんと吉温!

一方、劉記書房を訪ねた小敬はかつての戦友と再会します。

第23話・第24話のあらすじ

李必は魚腸から情報を聞き出そうと縄を解き、反撃に遭う。徐賓に救われるが、尋問は中断される。崔器は右驍衛に戻れという上官の指示に逆らい、靖安司に残る。
龍波率いる白蟻団が靖安司を襲撃し、李必の目の前で官吏たちが虐殺される。崔器はひとり賊に立ち向かい、命を落とす。龍波は魚腸を救出し、靖安司に火を放って逃亡する。
一方、劉記書房へ向かう小敬は、檀棋と合流。朝廷に恩返しをしたいというイスも同行することに。道中、小敬は第8団について語る。最も敬服する2人は聞無忌と蕭規で、聞無忌は長安で亡くなり、蕭規は商いで西域へいったらしいと話す。

龍波の襲撃を受けた靖安司は官吏らの大半が死傷し、記録庫も焼けたため捜査の継続が困難となる。郭利士は陛下の意向を伝えるため林九郎のもとを訪れ、行方不明となった李必の代わりに靖安司を指揮するよう命じる。
林九郎は後任の司丞として吉温を送り込む。吉温は生き残った姚汝能や官吏たちを集め、張小敬こそが賊と結託する間者だと宣言。靖安司への手引きも小敬の仕業だとして、小敬を見つけしだい殺せと全城に伝令を送る。李必は龍波たちの尾行に失敗して捕まり、自雨亭へ連行される。
劉記書房に到着した小敬たちを出迎えたのは、かつて第8団でともに戦った仲間・丁老三だった。守捉郎の火師となっていた老三は小敬との再会を喜ぶものの、右刹殺害の真相については掟のため話せないと言う。
朝廷のために命懸けで働く小敬を見て、「変わったな」と告げる老三。老三は血のついた第8団の遺物を小敬に手渡し、仲間にならないかと持ちかける。檀棋とイスを人質に取られそうになった小敬は、代わりに自分が残ると言って2人を退出させる。
小敬を信じた老三はその場にいた仲間を斬り殺し、小敬にある人物の名前を告げようとするが、生き残った仲間に殺されてしまう。

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第23話・第24話の感想

守捉郎の火師はかつての戦友

小敬と檀棋とイスは、右刹を暗殺した守捉郎の火師(束ね役)を探して劉記書房へ。その火師というのは小敬の戦友・老三でした。

烽燧堡で戦った第8団の生き残りです。これは辛いね…。第20話で、小敬は“烽燧堡の役”で死んでいった第8団の仲間たちのために、長安の平和を守るのだと語っていました。

でも、同じ第8団の生き残りである老三は、朝廷への恨みを晴らすために長安を焼くという。彼の家族は、彼が戦っている間に死んでいました。

同じ立場であるはずの2人が、対立することに。聞染もそうだけど、テロリストたちの姿が見えてくるにつれ、やりきれなくなりますね。

老三は黒幕の名を告げずに死んでしまいましたが、かなり心酔している様子でした。何孚のイメージとは合致しないなぁ。やはり別に黒幕がいるのでは?

靖安司炎上、新司丞は吉温

龍波の襲撃を受けた靖安司は炎上し、ボロボロの状態。記録庫は焼け、官吏たちの大半は死傷し、たったひとりで救援にかけつけた崔器も死んでしまいました。

李必は何を考えてるんだろう。ちょっと行動が意味不明です。魚腸の縄を解いたり、下手クソな尾行で龍波に捕まったのは、わざとでしょうかね?

ここ数話、急に口数が減って怪しい動きを見せるようになったのは、師匠の養子である何孚が黒幕だとわかって、自力で隠蔽しようとしているせいだと思ってたけど、もしかしてほかにも何か隠していることがあるのかな。

そして理解できないのが太子の選択。なぜ敵の林九郎に靖安司を任せる? 林九郎から司丞に任命された吉温は、さっそく元載の入れ知恵で小敬を賊と通じる間者に仕立て上げてしまいました。

いや…これこそが太子の狙いなのかも。黒幕が何孚だとバレる前に、小敬に全ての罪を着せて事態を収束させようということなのかも。

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