「長安二十四時」第3話・第4話ネタバレ感想|狼衛の暗号「チェラホト」の意味

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「長安二十四時」第3話・第4話のあらすじと感想です。

濃密ですね~。

なかなか進まないところもよくて、ひとつひとつの場面をじっくり味わるのが新鮮です。それに耐えうる作りになっているし。

小敬がどんどんカッコよく見えてくるなぁ。

第3話・第4話のあらすじ(ネタバレ有)

トゥガルは里正(集落の長)を人質に取り、小敬を退かせようとする。そこへトゥガルに愛馬を殺された程参が現れ、トゥガルに襲いかかる。それを機に群衆が一斉にトゥガルを襲う。
混乱に紛れて何者かがトゥガルの懐から長安の地図を奪い、トゥガルは「黒い骨で転生の道を敷き、チェラホトが長安に降臨する。お前たちは全滅するのだ」と言い残して死亡する。
死刑囚の小敬が捜査に協力していることを知った靖安司の秘書監・何執正は、李必の身を案じて忠告する。小敬は何執正の命令で捕縛され、程参とともに牢に入れられる。書物に通じる程参は、“チェラホト”の意味を「末世の火の難」と説明する。

懐遠坊の民が殺されたことに激怒する大司儀は、靖安司を訪れ小敬を差し出すよう命じる。何執正は狼衛が潜伏していることを説明して大司儀を説得、懐遠坊の名簿を提供させる。
狼衛の目的が長安を焼き払うことだと知った小敬は、李必の下女・檀棋に訴えて牢を出る。小敬は狼衛の陰謀を阻止するため長安の油坊を調べさせようとするが、李必は事前の申請なしに陛下の油坊を調べることはできないと話す。何執正は、過ちを犯せば大勢を巻き添えにすることになる、と小敬を説得する。
龍武軍、右驍衛、および宦官の馮神威が靖安司に乗り込み、狼衛捜査の権限を渡すよう李必に迫る。さらに、馮神威は何執正に隠居を命じる陛下の言葉を伝える。何執正は「2時間以内に手がかりを掴む」ことを条件に龍武軍を退かせ、李必に後を託して靖安司を去る。
懐遠坊の名簿によって潜伏中の狼衛をあぶり出した李必は、地図を奪った狼衛の仲間と思われる龍波の自宅へ姚汝能を向かわせる。龍波は妻とともに姿を消していたが、壁の穴から「思恩客」「平康坊」と刻まれた札が見つかる。

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第3話・第4話の感想

何執正、隠居を命じられる

第1話で曹破延に殺されたおじいちゃん(焦遂)、何執正先生の飲み友達だったんですねぇ。通りすがりの人かと思ってたよ。

存在感のある曲者っぷりを発揮していた何執正先生ですが、陛下に隠居を命じられてしまいました(林九郎のさしがね?)。

楽しみにしていた灯籠宴にも出席できないと知り、肩を落とす先生。ロバに乗って帰ってく姿がなんともいえず哀愁漂ってました。

けっこう頼りになるおじいちゃんだっただけに、彼がいなくなった靖安司はちょい不安です。けどその分、責任重大の李必と小敬の絆が強まったような。

「私に何があっても手を緩めるな」という李必の言葉にグッときてしまう。

狼衛の暗号「チェラホト」の意味

狼衛のドンは曹破延かと思ってたけど、右刹って人なんでしょうか? 曹破延よりこの人のほうが断然雰囲気あるし、めっさ怖いんだけど。

せっかく小敬が追い詰めたトゥガルは「チェラホト」という意味深なセリフを残して死んでしまい、長安の地図は狼衛の仲間の手に渡ってしまいました。

その仲間とおぼしき人物が、1年前から懐遠坊に住んでいた龍波。妻らしき女と同居しているとのことでしたが、姚汝能が出会った魚腸という女性がそうなんですかね?

牢で一緒になった書生の程参の話では、「チェラホト」は滅亡した月氏の分家が使っていたトカラ語で「末世の火の難」という意味。小敬は、長安の油坊を調べるように訴えるのですが……。

狼衛の目的が長安を焼き払うことだとわかったものの、計画の全貌はいまだ見えず。一時(2時間)以内に手がかりを見つけなければ、権限は龍武軍に渡ってしまいます。

内部で利権争いしてる場合じゃないのに!

午の三刻は何時?

ひとつ、気になっていたことが。

第2話の後半、「午の三刻」を知らせる場面で字幕が「午後1時45分」になっていて、おかしいなと思っていたのですが、第3話では「午の三刻…午前11時45分」という字幕になっていました。

午前11時45分が正解だと思うんですけども。
第6話までサブタイトルが「午の刻」ですしね。

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