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用語解説
上元節(じょうげんせつ)
旧暦の1月15日の夜に行われる祭。灯籠を飾って祝う。
大仙灯(だいせんとう)
今年の上元節の目玉。名匠・毛順が陛下のため献上した高さ150尺、幅24間の巨灯。複雑な構造で、点火すればからくりが動いて数里先まで照らし出す。興慶宮の近くで丑の正刻(午前2時)にお披露目することになっている。
靖安司(せいあんし)
長安の治安を司る役所。司丞(責任者)は李必。狼衛の首領と部下が何か企んでいるという情報を掴み、調査させるために朝廷が4か月前に密かに設置した。光徳坊の景龍観跡地にある。
望楼(ぼうろう)
靖安司が新設された際、武候が街を見張るために設置された。長安坊の108坊に300歩ごとに置かれ、太古の音や旗、12の小窓の色の組み合わせによって暗号通信を行う。異常を察知すると靖安司に伝達し、靖安司の指令が各所に伝わる仕組みになっている。
武候(ぶこう)
街の治安・防火要員。各地の戦いを勝ち抜いた精鋭が集められ、特別な訓練を受けている。弩弓を持ち、230歩以内なら全てを射止める。視力に優れ、望楼で常に街を見張っている。
不良帥(ふりょうすい)
罪人を取り締まる、“不良人”と呼ばれる捕吏たちの統領。
熊火幇(ゆうかほう)
流れ者集団。永王と結託し、安業坊の住民たちを脅して強制的に立ち退かせた。その後、小敬が34人を殺害している。
龍武軍(りゅうぶぐん)
興慶宮の警備に当たっている。狼衛捜査の権限を奪おうと、靖安司に乗り込んでくる。
右驍衛(うぎょうえい)
皇宮を守る部隊。林九郎に仕えている。崔器いわく「高官の子弟ばかりで訓練を疎かにしている」。狼衛捜査の権限を奪おうと、靖安司に乗り込んでくる。
都護府(とごふ)
新たな支配地や交易路を統括するために設置された役所。全部で6つある。小敬が配された安西都護府は、現在の新疆ウイグル自治区にあたる。
各話のあらすじと感想
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※本ページの情報は2024年8月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXT公式サイトにてご確認ください